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八条学園騒動記

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第五百五十八話 ラーメン屋を出てその二

「それで連合中に広まって」
「皆食べてるのよね」
「私達だってね」
「この学園でもあるし」
 二人でこう話す、そして。
 特にだ、ティンはこう言った。
「オムライスのご飯をドライカレーにして」
「ドライカレーのオムライスね」
「そこにカレールーをかけたらね」
 この料理はというのだ。
「滅茶苦茶美味しいのよね」
「ああ、この学園でもあるわね」
「結構色々な食堂であるわよね」 
 八条学園の中のというのだ。
「そのオムライス」
「そういえばそうね」
「あれがまた絶品なのよ」
 こう春香に話すのだった。
「だから今度あんたもね」
「食べてみればいいっていうのね」
「そうしたら?」
「そうね」
 春香はティンのその言葉に頷いた。
「明日にでもね」
「食べてみるのね」
「そうするわ」
「普通のオムライスも美味しいけれど」
「そっちのオムライスも美味しいのね」
「というかドライオムカレーね」
 その料理の名前はというのだ。
「そう言うわね」
「それでそのドライオムカレーもお勧めね」
「私的にはね」
「そうなのね」
「まあこれはエウロパにはね」
「ないお料理で」
「それでね」
 ティンはさらに話した。
「日本人が生み出した最高のお料理の一つに思うわ」
「そこまでなのね」
「実際にオムライスはそこまでの味よ」
「まあ普通は考えないわね」
「あとね」
 ティンはさらに話した。
「カツカレーもそうね」
「ああ、あのカレーね」
「カレーライスにカツを合わせた」
「何でもない様な組み合わせだけれど」
 これがというのだ。
「結構以上にね」
「いいわね、あのカレーは私も好きよ」
 春香は微笑んで話した。
「それでお家でもね」
「食べてるのね」
「そうなの」
 実際にというのだ。
「そうしてるわ」
「そうなのね」
「だってカレー作って」
「カレールーね」
「そっちはお野菜を細かく切ってルーに入れて」
「それでカレールーを作って」
「カツ買ってね」
「そのカツを切ってご飯の添えて」
 当然ご飯は炊く。
「そうしてね」
「ルーをかけたら出来上がりで」
「すぐに出来てお値段も結構リーズナブルだし」
「味もいいから」
「好きよ、カツ丼もいいけれど」
 それでもとだ、春香はさらに話した。
「カツカレーも結構ね」
「お家で食べるのね」
「そうしてるの、お兄ちゃんも好きだし」
 洪童もというのだ。 
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