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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十五話 Heroesその十六

「その時に戦える者はな」
「まあね、匠達とね」
「数人位だな」
「そうね」
「だがその彼等でだ」
 鉄人は真面目な声で述べた。
「戦ってだ」
「そうしてよね」
「勝つ」
「いつも通りね」
「そうなるな」
「何というかです」
 ここでイエヤスがクールに述べた。
「ここまできますと」
「やっとってよね」
「思えますね」
「そうよね、私にしてもね」
「サポートも大変ですからね」
「いつもこうした時はね」
 まさにと言うのだった。
「やっとってね」
「思いますね」
「本当にね」
 イエヤスにこう言うのだった。
「そしてこうした時こそね」
「気を抜かないことですね」
「そうしたら絶対に負けるからね」
「そうですね、戦いは」
 カズヤも言ってきた、傍にいるサテライザーは疲労の極みであるのか中々立ち上がろうとしていない。
「油断すれば」
「その時こそね」
「負けますね」
「そうなるから」 
 だからだとだ、真理はカズヤにも話した。
「ここが大事よ、ただね」
「もうですよね」
「ここで油断する様な人いないでしょ」
 真理はクールに述べた。
「流石に」
「何ていいますか」
 ここで言ったのはセーシェルだった。
「いつもの展開ですからね」
「そうでしょ、ここで残りの敵を倒したら」
「スサノオが出て来ますから」
「だからよ、こうした時こそ気を抜かないで」
「最後の最後まで戦って」
「そうして勝つものだからね」
「ですね、じゃあスサノオを倒すまで」
 気を抜かないでおこうとだ、セーシェルは言ってこの世界最後の戦に赴いた、戦士達は尚も戦い続け。
 夜が明ける頃には全てのオルフェノクを倒していた、だが今立っているのは。
 ファイズとカイザ、デルタ、そしてガッチャマン達だけだった。パイマンはその面子を見てこんなことを言った。
「今戦えるのはこれだけであるか」
「皆生きてはいけれどね」
 オーディーがパイマンに応えた。
「それでもよ」
「戦える者はな」
「これだけね」
「そうだな、ではだな」
「皆で戦うわよ」
「スサノオとな」
「遂にこの時が来た」
 丈も言ってきた。
「なら最後の最後までだ」
「戦うか」
「そうするである」
「出て来るぞ」
 ファイズがここでガッチャマン達に前に出て告げた。
「そろそろね」
「スサノオがですね」
「ああ、覚悟はいいな」
「はい、そのことは」
 清音はファイズに真面目な声で答えた。 
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