仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第三百八十五話 Heroesその十七
「出来ています」
「じゃあ戦うぞ」
「一緒に」
「来ました」
家累は前を見て言った、見ればアークオルフェノクが一体で悠然とこちらに歩いてきている。それこそがだった。
「スサノオが」
「諸君、私はこの時のことを待っていた」
スサノオは戦士達の前に来て言ってきた。
「ではだ」
「これからだな」
「私と戦ってもらいたい」
「言われなくてもそうしてやるからな」
これがファイズの返事だった。
「安心しろ」
「ではな」
「君達は左右に回るんだ」
カイザはガッチャマン達にこう告げた。
「正面は俺と乾、三原が引き受ける」
「いいんですか?正面ですと」
家累はカイザの言葉に怪訝な顔で応えた。
「流石に」
「いつものことだ、大丈夫だ」
「そうですか」
「だからな」
「僕達は、ですか」
「左右に回ってくれ」
「それなら」
うつつがカイザの言葉に応えた。
「正面はお願い」
「じゃあな」
「スサノオは横や後ろにも対応してくるから」
デルタはガッチャマン達にこのことを話した。
「用心してね」
「そうなの」
「だから強いんだ」
そうしたこともしてくるからだというのだ。
「あいつは」
「そうなのね」
「だからね」
「私達にしても」
「絶対に油断せずに」
そうしてというのだ。
「戦っていって欲しいから」
「それじゃあ」
「ではである」
パイマンはデルタの言葉を聞いて言った。
「正面はライダー諸君に任せてである」
「私達は」
「吾輩が指揮を執るである」
そうしてというのだ。
「スサノオを攻めていくである」
「そうするのね」
「そうであす、そして何としても」
「スサノオに勝つ」
「そうするである、異存はないであるな」
誰も反論しなかった、それが返事だった。
それでパイマンはそのまま采配に入った、自らも戦闘に入りつつガッチャマン達に指示を出していく。
「はじめとつばさは右である!」
「わかったっすよ」
「そこからいきます」
「清音と丈は左、うつつとオーディーはスサノオの背に回り込んでである」
「そうしてなのね」
「そこから攻めるである」
こううつつに告げた。
「いいであるな」
「それじゃあ」
「そして家累はである」
最後は彼に指示を出した。
「吾輩と共に突っ込んで、である」
「スサノオにですね」
「攻撃を出来るだけ叩き込むである」
「そうしてダメージを与えますか」
「そうである」
こう家累に言うのだった。
「わかったであるな」
「それじゃあ」
「敵の目はライダー諸君とはじめ達が向けてくれるである」
「そして僕達は」
「その間にである」
まさにというのだ。
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