仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第三百八十五話 Heroesその十二
「僕達もです」
「すぐにですね」
「戦っていきましょう」
「そうだね」
「夜の戦いについても訓練したし」
それにとだ、デルタも言ってきた。
「前の戦でもあったから」
「はい、わかっています」
家累はデルタに確かな声で応えた。
「もう」
「それならいいね」
「このままですね」
「戦っていこう」
「夜でもですね」
「昼は昼の戦い方があってね」
「夜は夜で、ですね」
「あるからね」
それでというのだ。
「今はね」
「夜の戦方で、ですね」
「戦っていこう」
「わかりました」
「夜だからって困ることはないから」
三原の声は穏やかなものだった、オルフェノクとの戦いも家累や春雪のサポートを自分の戦いと合わせていくものだった。
「戦い方がわかっているなら」
「それならですね」
「戦っていこう」
「わかりました」
家累はデルタの言葉に頷き戦っていった。その中で彼は春雪と今合流したほむらに対して穏やかな声で話した。
「僕も人として考えず動かなかった時もあったよ」
「そうだったんですね」
「家累さんも」
「そう、けれどね」
それでもというのだ。
「今はね」
「考えていますね」
「そして動いていますね」
「うん、やっぱりね」
実際にとだ、敵の動きを見て自分の動きを考えつつ仲間達と共に動いてそのうえで戦いを続けている。
「それがいいね」
「人間なら」
ほむらが家累に応えて言う。
「やっぱり」
「考えてね」
「そして動く」
「そうしたものだよね」
「スサノオもそれを見ている」
敵である彼もというのだ。
「まさに」
「そうだね」
「あいつはそうした神様だから」
ほむらは素早くかつクールな動きで戦いつつ言う。
「それなら私達も」
「考えてだね」
「動いていきましょう」
是非にと言うのだった。
「そしてそのうえで」
「勝つ」
「そうしていきましょう」
ほむらはデルタの様に銃も使うが今はマシンガンだった。
それを両手に一つずつ持ってこオルフェノク達を攻撃しつつ言った。
「マシンガンもあります」
「今度はそれを使うんだ」
「はい、多くの敵と戦うには」
まさにというのだ。
「一番です」
「そうなんだね」
「ほむらちゃん、いい?」
楯無が上空からほむらに言ってきた、後ろには簪がいる。
「お姉さん今から敵に攻撃を仕掛けるけれど」
「援護をですね」
「ちょっと頼める?」
「わかりました」
ほむらもすぐに応えた。
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