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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十五話 Heroesその十

「宜しく頼む」
「二曲程お願いするわ」
「私も皆の曲をリクエストするよ」
 恋々も言ってきた。
「ステージ終わったばかりだけれど頼むね」
「じゃあ歌う曲は六人の曲ね」
 そふぃは既に梅干しを食べてキャラを変えてきている。
「それでいきましょう」
「そういえば私達六人の曲も多いね」
 らぁらがこのことに応えた。
「それじゃあ六人の曲歌おうね」
「よし、じゃあもうテンションマックスでいくよ」
 ドロシーはらぁらの言葉も聞いて言った。
「六人でね!」
「ドロシーがそう言うなら」
 レオナが応えてだ、そうしてだった。
 六人で歌いはじめた、そしてその曲を聴いてだった。
 戦士達はさらに戦った、戦いは激しくなる一方だったがそれでも戦士達は歌も聴いてそこからも力を得つつ戦っていた。
 その中でパイマンは茂夫にこんなことを言った。
「お主、凄まじい強さであるな」
「セーブはしています」
 茂夫は今は共に戦うパイマンにこう答えた。
「力の」
「百パーセントはか」
「使わないようにしています」
「使うととんでもないことになるからであるか」
「今の戦闘に合っている力を出しています」
 そうして戦っているというのだ。
「百パーセントは控えています」
「というか茂夫君が全力を出したら凄いからね」
 出久もこのことを指摘する。
「何もかもを破壊するから」
「そうなりますから」
 茂夫は出久にも答えた。
「気をつけています」
「強過ぎる力は危険だね」
「そういうことですね」
「そういえばである」
 パイマは二人の会話からあることに気付いて述べた。
「乾も赤い姿には滅多にならないであるな」
「はい、訓練中でも」
「あのお姿にはなられないですね」
 茂夫と出久はその通りだと答えた。
「あれはブラスターモードっていいますけれど」
「なられることは稀です」
「あと速くなるのもであるが」
 パイマンはアクセルモードの話もした。
「滅多にならないな」
「何でもです」
 出久がパイマンに話す。
「あのお姿の時は体力の消耗が激しいので」
「だからであるか」
「はい、それでみたいです」
「そうであるか」
「アクセルモードはすぐに強制的に終了させられます」
 今度は茂夫が話した。
「さもないともたないそうで」
「そうであるか」
「まああれですね」
 出久はオルフェノクを一体倒してからパイマンに話した。
「強過ぎる力はです」
「使い方を考えねばならんか」
「そういうことですね」
「若し強いからといってみだりに使えば」
 パイマンはあらためて言った、勿論彼も戦っているが変身している時の巨体は戦闘に随分と役立っている。
「いざという時に困るであるな」
「はい、僕もこれまで何度も我を忘れて」
「全力を出してであるか」
「とんでもない事態を引き起こしています」
「茂夫君の全力は凄いからね」
 出久が見てもわかることだった、このことは。 
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