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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十五話 Heroesその六

「左様ですね」
「はい、そう思います」
「どの方も意地がありますので」
「人としてのそれが」
「だからなのです」
 こうゲルサドラに説明した。
「余計に強くなっているのです」
「元々の戦闘力に加えて」
「相手が神であろうとも」
 デミウルゴスは確かな声で述べた。
「挑戦を受けて引き下がるでしょうか」
「そう言われると」
「人間には人間のプライドがありますね」
「だからなんだ」
「私達も戦っていまして」
「強いんだね」
「左様です」
「売られた喧嘩は買うです」
 マジカロイド44も休憩に入っていて言う。
「それも何十倍に返して」
「だから皆戦ってるんだよ」
 シュレディンガーも言ってきた。
「皆な、だから俺達もな」
「ここでだね」
「戦っていくからな」
「僕達のやるべきことをやって」
「そうしてな」
 そのうえでというのだ。
「勝つんだよ」
「そうするのが常なんだね」
「聞いてる通りにな」
「じゃあね」
「まあ敵は数だけで来てるから」
 キュウべえはキュウべえで語った。
「その分まだ楽かもね」
「考えたりしてこないから」
「これが人間と同じだけの知能があったらね」
 その時はというのだ。
「もう本当にね」
「相当に辛いことはね」
「君にもわかるよね」
「人間は知力と感情が最大の武器だからね」
「それがないとね」
 それならとだ、ゲルサドラも答えることが出来た。
「やっぱりね」
「その分楽だよね」
「実際にね」
「だからね」
 それでというのだ。
「本当にね」
「今は楽だね」
「そうだよ」
 こう話すのだった。
「僕達にしても」
「君もなんだ」
「だって僕も戦ってるから。僕は感情がないから何も思わないけれど」
 これといってというのだ。
「正直皆の頑張りは見ているからね」
「それがなんだね」
「大きな力だとはわかっているつもりだよ」
「ここで戦い抜いてな」
 きなこも言ってきた。
「また勝つで」
「そうするんだね」
「絶対にな」
 それこそというのだ。
「今回も」
「尚死んでも生き返るぞ」
 このことはクーベルが話した。
「だから安心するのじゃ」
「そのことも聞いてるよ」
「誰かが死ぬとすぐに国威の青年さんが来てくれるのじゃ」
「だからだね」
「心配無用じゃ」
 死んでもというのだ。 
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