| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百八十五話 Heroesその七

「皆な」
「死んでも復活出来ることはいい」
 それはとだ、やはり休憩に入っているエヴァーミリオンが言った。
「安心して戦えるから」
「それは本当にいいね」
 ゲルサドラはそのことには笑顔で応えた。
「確かに」
「中には死んでも平気な人もいるけれど」
「それでも」
 圭と優太が言ってきた。
「普通は死んだら終わりだから」
「有り難いことよね」
「そういえば才人も何度も死に掛けていますね」
 今は休憩に入っているアンリエッタの言葉だ。
「それこそ」
「何度もなんだ」
「私達の世界でも」
「それでライダーの人達と一緒に戦っていても」
「何度も死に掛けています」
「才人さんは剣術を使ってしかもいつも前線におられるので」
 シェスタは食事を出しつつ話した。
「それで、です」
「死に掛けやすいんだね」
「そうなんです」
 こうゲルサドラに話した。
「あの人は」
「それで死んだことないことは凄いね」
「本当に危うい時もありましたけれど」
「生き返らせてもらわずに済んでいるんだ」
「左様です」
「まあ死ぬ奴は死ぬな」
 こう言ったのは雪音クリスだった。
「あたしも幸い死んだことないけれどな」
「あれっ、皆死んでないの?」
「ああ、何だかんだで万が一なんだよ」
 クリスはゲルサドラに話した。
「生き返りは」
「だからなんだ」
「あたし達も死ぬ前にな」
「休んでるんだね」
「そこで手当ても受けるしな」
 休む時にというのだ。
「だからな」
「死なないんだね、皆」
「死にそうになってもな」
「ちなみにライダーの人では死んだことある人いるわよ」
 恵那がこのことを話した。
「特にオルフェノクになったことのある人はね」
「確かオルフェノクは」
 理詰夢がそのことに応えた。
「一度死んで」
「はい、生き返っていますね」
「その時にだな」
「皆さん死んでいるので」
 だからだというのだ。
「そういうことになります」
「そうだったな」
「皆さん今は元の身体に戻っておられますが」
「人間のな」
「一度死んでおられることはです」
 このことはというのだ。
「事実です」
「そうだったな、僕もその話は聞いたが忘れていた」
「乾さん達は今はオルフェノクではないからね」
 ステイルの言葉だ。
「それは仕方ないね」
「そういうことになるだろうか」
「そしてライダーの人達は戦う限り何度死んでも生き返らせられる」 
 ステイルは理詰夢にこのことも話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧