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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十五話 Heroesその三

 三原も変身に入った、自信の顔の横にデルタフォンを置いて叫んだ。
「変身!」
 そこからすぐに腰のベルトにフォンを装着した、そうした直後だった。
 三原の身体を白い光の筋が走り全身が白い光に包まれた、そうして仮面ライダーデルタに変身した。
 草加はまず己の腰にベルトを巻いた、そこから。
 カイザフォンに数字を入力した、その数字は九、一、三の三つの数字だった。その数字を入力すると機械音が響いた。
「スタンディングバイ」
「変身!」
 その機械音を聞いた直後にフォンを自分の顔の前に正面に見せる形で構えて叫んだ。そこからだった。
 ベルトにフォンを装着した、そうした直後だった。
 黄色い二筋の光が草加の身体を走った、そこから。
 今度は黄色い光に包まれ仮面ライダーカイザとなった。変身の後で右手を首の前にやってネクタイを締める様な仕草を取った。
 乾はまず腰にベルトを装着した、そこから。
 ファイズフォンを出し数字を入力した、その数字は。
 五、五、五の三つの数字だ、その数字を入力すると。
「スタンディングバイ」
 ここでも機械音が出た、乾はその機械音を聴くと。
「変身!」
 右手に持っているファイズフォンを高々と掲げたうえで叫んだ、そこから腰に巻いているベルトにフォンを装着させた。すると。
 赤い一筋の光が乾の身体を護る様に走りそこから赤い光で全身を包んだ。彼もまた仮面ライダーファイズになった、その直後に右手をスナップさせた。
 ライダー達が変身するとパイマンも仲間達に言った。
「吾輩達も行くである!」
「わかってるっすよ」
「じゃあ今から」
 はじめとつばさが応えた、ガッチャマン達は横一列に並んで走りつつ変身に入った。
「ガッチャマーーーーーーーーン!!」
 何処からか声が聞こえた、その声と共に。
 ガッチャマン達は駆けつつガッチャマンの姿になった、すると目の前にはもうオルフェノクの大群がいた。
 その彼等を見てだった、ファイズが言った。
「いいな」
「今からっすね」
「戦いのはじまりですね」
「ああ、これから長い戦いになるからな」
 それでとだ、ファイズははじめとつばさに答えた。
「戦っていこうな」
「そうっすね、物凄い数っす」
「これまでとは比べものにならないです」
「ならっすね」
「私達は」
「全員でこれまでの訓練を忘れないで戦ってな」
 それでと言うのだった。
「やっていくんだよ、いいな」
「はい、そうしていくっす」
「これまでこの時の為に訓練してきましたから」
「それならっす」
「忘れないで戦っていきます」
「そうせなあかんしーーー」
 カッツェも言ってきた。
「もう皆頑張っていかなあかんよ」
「カッツェさん今回は好意的っすね」
「だってスサノオ嫌いやもん」
 カッツェは自分の偽らざる本音を述べた。
「そやから何があっても戦うから」
「だからっすか」
「皆も応援するんよ」
 こうはじめに答えるのだった。
「全力で」
「そういうことっすね」
「そうなんよ、ほな戦っていこ」
「わかったっす」
「では先輩」
 つばさははじめにオルフェノクの大群を前にして声をかけた。 
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