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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十四話 Fightersその九

「酒乱にでもならないとな」
「それならですね」
「いいって思ってるしな、俺自身好きだしな」
「酒は飲むものだ」
 那月の言葉だ。
「本当に潰れたり暴れたりするまでならいいだろう」
「はい、だからですね」
「この連中も他の世界なら飲んでも何も言わない」
 古城達も見て言うのだった。
「私もな」
「そうですね」
「姫柊は見ていて不安になるがな」
「私は別に何もありません」
 雪菜は那月に必死の顔で反対した。
「飲んでも先輩の監視役は続けます」
「いや、服が乱れてるぞ」
「まさか」
「そのまさかだ、本当に気をつけろ」
 見れば実際にスカートがめくれ胸元も見えている。
「見る者は見るぞ」
「それは俺だな」
 幸一は自分から言った。
「そうしたものは見るのが自然だ」
「見ないで下さい」
 雪菜は幸一にすぐに言い返した。
「貴方は見てはいけないです」
「では誰が見るのでしょうか」
「先輩だけです」
 あおいに顔を向けて力説して答えた。
「私の裸は」
「そうなのね」
「はい、そこは守ってくれませんと」
「何っ、じゃあ俺は霧子達だけで我慢しないといけないのか」
「だけか」
「そうだ、だけだ」
 幸一は那月にも顔を向けて答えた。
「勿論那月ちゃんも見ているぞ」
「何百歳もの人間をちゃん付けするな」
「けれど中々スタイルいいぞ」
「そうか?」
「小柄だけれどな」
 幸一はそうしたチェックも怠っていなかった、霧子達だけを見ている訳ではないことは事実だった。
「俺はいつも見てわかっているからな」
「いつもか」
「ああ、水着になった時もな」
「えっ、水着といいますと」
 つばさはこの言葉に反応して顔を青くさせた、それは間違っても飲んで酔いが回ってそうなったのではなかった。
「私達水着になる機会も」
「あるわよ」
 愛香が答えた。
「海やプールで遊ぶ時にはね」
「そうだったの」
「ひょっとしてあんた水着アウト?」
「そうじゃないけれど恥ずかしいから」
 水着になることはというのだ。
「だから」
「そういうことなのね」
「だから水着は」
「気にすることないですよ」
 そのつばさに万里が笑顔で言ってきた。
「その時は皆さんですから」
「けれど」
「まあその時はその時でな」
 ここでまた海堂が言った。
「別に今はな」
「気にしなくていいですか」
「ああ、特にな」
 こうつばさに言うのだった。
「水着と言っても色々だしな」
「そうですか」
「というかブルマだとね」
 あかねは自分達の体操服から話した。
「もう水着とね」
「変わらないよね」
「そうよね」
 妹のももとも話した。 
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