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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十四話 Fightersその八

「駄目だしな」
「全くだ」
 ケーティーはウォッカをそのままラッパ飲みしている。
「身体に悪いからな」
「あんた達が言う?」
「流石に説得力ないよ」
 ユナエルとミナエルが二人に突っこみを入れた。
「流石に」
「そこまで飲んで言うとね」
「俺達は反面教師ってことでな」
 ギュスターヴは笑って双子の天使に答えた。
「そういうことでいいだろ」
「自分でわかっていて言うのね」
「ある意味凄いわね」
「そうだ、飲み過ぎるな」
 今度はバリアシオンが出て来た。
「さもないと俺の様になるぞ」
「うわ、青トランクス一枚」
「ブリーフじゃないのが救いだけれど」
 双子の天使は今度は彼に言った。
「ハリアシオンさんって飲むと脱ぐから」
「それが困るのよね」
「全くだ、かく言う私も脱ぐ方だが」
 とは言ってもレオンは今は脱いでいない。
「やはり飲む過ぎないことだな」
「わかっていても飲んでしまうである」
 パイマンは腕を組んで考える顔で述べた。
「悪いことであるがな」
「だから過ぎないといいんだよ」
 あくまでとだ、海堂はまたパイマンに話した。
「それだとな」
「そうであるがな」
「それこそ酒乱になる位じゃないとな」
「それ位ならいいであるか」
「俺としてはな」
「はい、酒乱になりますと」
 クローディアが笑って言ってきた。
「武器を持って暴れたりしますから」
「それはもう酷いであるな」
「それ位でないなら」
 それならというのだ。
「いいかと」
「例えばです」
 レティシアはマティーニを飲みつつ出て来た。
「銃を打ち出したり剣を振り回せば」
「駄目であることはである」
「パイマンさんもわかっておられますね」
「吾輩はそんなことはしないである」
「ならいいです」
「ううむ、基準が緩いであるな」
「こうした方もおられますし」
 レティシアは今度はヤミを見て言った、見れば彼もバリアシオンの様に脱いでいて褌一枚になっている。
「もう基準もです」
「褌一枚はきついであるな」
「見ている方にとってはですね」
「トランクスならともかくである」
「あと酔っている状態でお風呂には入らない」
 このことはクレアが言った。
「泳ぐなぞもっての他です」
「酔って水泳であるか」
「これは命に関わります」
「吾輩はそれもしないであるぞ」
「ならいいですが」
「お風呂もであるな」
「ある程度酔いが醒めて」
 そうなってからというのだ。
「シャワーを浴びる位ならです」
「いいであるな」
「お気をつけを」
「わかったである」
「それでは。ですがお酒はいつも」
 見ればクレアも飲んでいる、バーボンをロックにして手元に置いている。
「わたくし達は飲みますね」
「だから俺も止めないんだよ」
 海堂はクレアにも答えた。 
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