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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十四話 Fightersその七

「周りの犠牲なぞ躊躇せず踏み潰せばいいのだ」
「そういうあんたが一番駄目だろ」
 その又吉に総二がツインレッドの姿で突っ込みを入れる。
「前から思っていたがあんたスサノオの方にいても不思議じゃないぞ」
「というか何故私達と一緒にいるのか」
 静乃も首を傾げさせて言う。
「わからない位で」
「こうした人もいるが」
 パイマンは又吉も見つつ話した。
「吾輩は人間をあらためてわかった気がする」
「それはいいことだな、じゃあな」
 そのパイマンにまた乾が言った。
「今度は一緒に何か食うんだな」
「そうしてそこでお互いに話してか」
「どんどんな」
 それこそというのだ。
「相手を知っていけばいいからな」
「そうであるな、それでは夜はな」
「また飲むんだな」
「酒は実にいいであるからな」
「酒はいいけれどな」
 乾はここでこうも言った。
「あんた本当に酒好きだな」
「駄目であるか」
「いや、飲み過ぎだろ」 
 パイマンはというのだ。
「飲む時どれだけ飲んでいるんだ」
「好きだから飲むである」
「それでも飲み過ぎは毒だからな」
 このことも言うのだった。
「注意しろよ」
「わかっているであるが」
「それでもな」
「飲み過ぎは悪いであるか」
「そうなんだよ」
「お酒なら一緒に飲みましょう」
 朱乃がパイマンに笑顔で言ってきた。
「私もお酒は大好きでして」
「お主未成年ではないのか?」
「そこは気にしない約束で」
「いいのであるか」
「はい、いいのです」
「お酒なら飲むぞ」
 アイもこう言ってきた。
「あたしも好きだからな」
「こうなるからな、一人で飲むより皆で飲んでな」
 乾はまたパイマンに話した。
「会話もな」
「するといいであるな」
「俺も飲むしな、ただ熱いものは出すなよ」
「乾は本当に猫舌であるな」
「そこはどうしようもないんだよ」
 こうパイマンに返す、そしてだった。
 パイマンは実際にこの日も次の日も訓練の後で飲んだ、そうして身体を真っ赤にした状態でまた言うのだった。
「訓練の後の酒は最高である」
「そうですよね」
 朱乃も顔をほんのりと赤くさせて応える。
「何といいましても」
「これがあるとないのとである」
「全く違いますね」
「人生とは何か」
 パイマンんはこうまで言った。
「酒があってこそである」
「それはいいけれどな」
 海堂は一緒に酒を飲みつつパイマンに話した。
「身体にはな」
「気をつけるべきであるな」
「そこは気をつけろよ、あんた酒量多いしな」
 このことも言うのだった。
「だからな」
「注意してか」
「それでだよ」
「飲むべきであるか」
「ああ、俺が見ても多いからな」
「酒も気をつけないとな」
 ギュスターヴが真っ赤な顔で出て来た。 
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