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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十三話 Godその十四

「そこまでの数だと」
「安心しろ、その時はな」
 オーガがその家累に横から話した。
「俺達がちゃんとするからな、すぐにな」
「そうですか」
「ああ、安心しろよ」 
 その時はというのだ。
「その時は」
「わかりました」
「その時に私も戦う」 
 スサノオはこのことも言った。
「私自身楽しみだ」
「わかったっす、三週間後この街っすね」
「そうだ、しかし随分と受け入れているな」
「駄目だって言っても来るっすね」
「私は私の都合で言う」
 まさにというのだ。
「だからだよ」
「そうっすね、ならっすね」
「三週間後この街にオルフェノクの大群を送り込む」
「そして貴方自身もっすね」
「楽しませてもらう、これで伝えるべきことは伝えた」
「だからっすか」
「これで帰ろう」
「なら三週間後に」
 つばさはいつもの真剣な態度で応えた。
「貴方と戦うわ」
「そして勝つと言うのだな」
「絶対に」
「その意気だよ、では私はこれで去ろう」
「もう帰るであるか」
 早いと思ってだ、パイマンはいささか拍子抜けして言った。
「そうするであるか」
「そうだ、私はだ」
 これでと言うのだった。
「伝えたいことを伝えたからな」
「だからか」
「そうだ、これで帰ろう」
「ううむ、言いたいことを言って帰るであるか」
「こいつはこういう奴なんだよ」 
 ファイズがパイマンに答えた。
「自分勝手な奴なんだよ」
「そのことを実際に感じたである」
「だからな」
 それでというのだ。
「あいつはな」
「言いたいことを言えばであるか」
「帰るんだよ」
「わかったである、ではな」
「帰らせるからな」
「見送りはしないである」
 パイマンはファイズの言葉を受けてこうも言った。
「敵であるからな」
「ああ、俺達もしないからな」
 全くとだ、ファイズも同じ考えだった。
「これまでしたことなんてないしした奴もな」
「いないであるか」
「私もそれはいい」
 スサノオ自身も言ってきた。
「見送りはな」
「そうであるか」
「また会おう」
 こう言うだけだった。
「三週間後に」
「わかったである、また会うである」
「それではだ」
「その時に貴様を完膚なきまで叩き潰すである」 
 パイマンが告げてだった、そうして。
 スサノオは何処かへと消え去った、その後でだった。
 戦士達は変身を解いた、するとだった。
 海堂はすぐに自分のスマートフォンを出した、そうしてメールを送ってからガッチャマン達に対して言った。
「これでいいからな」
「誰にメールを送った」
「他の世界の連中にだよ」
 こう丈に答えた。
「全員に送ったからな」
「そうか、じゃあすぐにか」
「皆来てくれるからな」
「皆と合流してか」
「あらためて色々やろうな」
「わかった、しかしな」
「しかし、だよなやっぱり」
 海堂も丈の言いたいことを察して真面目な顔で応えた。 
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