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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十二話 Maskedriderその十三

「よく訓練をしていって」
「僕達の連携も」
「進めていこう」
 三原は家累に話した。
「これからは」
「わかりました」
「本当に奴等は連携はないから」
「それはそうですね」
 家累もその通りだと答えた。
「あちらには」
「一体一体暴れるだけで」
「他には何もなくて」
 それでだ。
「考えてみますと」
「全体的な戦力としては俺達に劣る」
「そうですね」
「大軍が統率が取れていれば」
 どうかとだ、丈は述べた。
「恐ろしい力だ」
「そうだよな」
「だが幾ら数が多くてもな」
「一体一体なら」
「どうということはない」
「そうなのよね、じゃあ訓練で強くなって」
 オーディーも言ってきた。
「連携も整えて」
「戦っていこうな」
「そうしましょう、それと」
 オーディーはこんなことも話に出した。
「オルフェノクって元々寿命短かったのよね」
「ああ、強いけれどな」
 海堂がオーディーに答えた。
「それでもな」
「身体の構造がね」
「急に強くなってもな」
「その強さでなのね」
「身体がもたなくてな」
 それでというのだ。
「それでな」
「滅んでいくのね」
「そうだったんだよ」
「だから寿命は短かったのね」
「だから俺達もこのままだったらな」
 オルフェノクのままだったならというのだ。
「もう何時な」
「死ぬかわからなかったのね」
「灰になってな」
「そうだったのね」
「今は違うけれどな」
「身体が人間に戻って」
「完全にな、それでな」
 今はとだ、海堂はオーディーに笑って話した。
「普通に生きられてるさ」
「そうなのね」
「一見素晴らしい力でもな」
 海堂はこのことは達観した様な顔で述べた。
「実は違うってのはな」
「あるわね」
「急に身体が駄目になったりな」
 オルフェノクの様にというのだ。
「他にもな」
「あるのね」
「ああ、ライダーの力もガッチャマンの力も」
 そちらもというのだ。
「溺れたらな」
「駄目ね、確かに」
「オルフェノクの力に溺れてな」
「人でなくなった人もいるのね」
「それかオルフェノクになったってな」
 その様にというのだ。
「勘違いしたりな」
「そんなこともなのね」
「あるからな、俺だってな」
 海堂自身もというのだ。
「オルフェノクになった時はな」
「そう思ったのね」
「ああ、人間じゃなくなったってな」
 その様にというのだ。 
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