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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十一話 Gaccyamanその十一

「別にこれは」
「普通っすよね」
「これ位の熱さだろう」
 こうはじめにも言った。
「コーヒーは」
「そうっすよね」
「これ位で丁度いい」
 鈴木もコーヒーを飲みつつ言う、しかも美味そうに飲みながら。
「むしろな」
「そうっすよね」
「吾輩もそう思うであるが」
「だからそこは人それぞれだろ」
 乾はまたガッチャマン達に言った。
「俺はな」
「猫舌っすか」
「だからな」
 それでというのだ。
「もっと冷ましてからな」
「飲むっすか」
「そうするな」
 はじめにも答えた。
「本当にな」
「わかりました、じゃあ今度から乾さんのコーヒーはアイスにします」
 コーヒーを淹れたつばさも言ってきた。
「そうします」
「あっ、そこまで気を使わなくていいから」
 真理がつばさにこう言った。
「別にね」
「ですが」
「どっちみち冷えたら飲むから」
「そうなんですか」
「基本食べものは残さないから」
「そういえばたっくん残さないね」
 啓太郎も真理の言葉でこのことに気付いた。
「食べものは」
「そうでしょ、何だかんだでね」
「熱いものでもね」
「息で冷やすか時間置いてね」
「ちゃんと飲んで食べるよね」
「そうでしょ、だからね」
 つばさに対してあらためて話した。
「別にね」
「ホットコーヒーでもですか」
「いいわよ」
 こう言うのだった。
「別にね」
「そうですか」
「まあな、別にな」
 乾もあまり好意的ではないがそれでも言った。
「俺もな」
「乾さんもですか」
「時間置いたらいいからな」
 コーヒーはというのだ。
「だからな」
「じゃあこれからも」
「ああ、穂っとでもな」
「わかりました」
「只今」
 今度は小柄で長い黒髪に何処かぼうっとした感じの少女が来た、目の色は緑で身体つきは子供を思わせる。
 その少女が来てはじめ達に聞いてきた、ライダー達を見てから。
「この人達が」
「はい、仮面ライダーっす」
「スサノオが言ってたな」
「そう、私はうつつ」
 少女はライダー達に顔を向けて名乗った。
「宜しく」
「こちらこそな、君もガッチャマンか」
「ええ、G-12」
 うつつは自分のガッチャマンとしての名前も三原に話した。 
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