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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十一話 Gaccyamanその十

「ライダーの皆さんのことですが」
「詳しい話は知らないよな」
「はい」
 その通りだとだ、鈴木は乾に答えた。
「どういった人達かも」
「そう言えば仮面ライダーと聞いただけで」
 つばさも鈴木の言葉に頷いた。
「これといって」
「JJ様からのお話もなかったであるからな」
「JJ、その人もガッチャマンか」
「我等の指導者であられる方だ」
 パイマンは乾にすぐに話した。
「いざという時に我等に啓示を下さる」
「そうした人か」
「うむ、そうである」
 こう乾に話した。
「後で紹介するである」
「ああ、頼むな」
「それよりも今はメンバーの招集であるな」
「じゃあ今から皆さんを呼びましょう」
 つばさはパイマンにすぐに提案した。
「そうしましょう」
「無論である、では今からメールを送るである」
 パイマンは自分のスアートフォンを出してそのうえでメンバーにメールを送った、そのうえであらためて言った。
「これですぐに皆戻って来るである」
「そうしてですね」
「ライダーの人達にお会いしてですね」
「お互いに話が出来るである」
「皆さん何か」
 ゲルサドラはライダー達を見てこうしたことを言った。
「凄くです」
「凄く?どうしたんだ?」
「複雑な色をしていますね」
 頭の上に見える感情を見ての言葉だった。
「それぞれ」
「そうか?」
「はい、色々な戦いを経てきて」
「そうかもな、色々あったことは事実だしな」
 乾はゲルサドラに素っ気なく答えた。
「一つの色じゃないことはな」
「そのことはですか」
「俺も否定しないさ」
「そうですか」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「一色じゃないこともな」
「認められるんですね」
「そうだよ、しかしこのコーヒーだけれどな」
 乾はつばさが出したコーヒーをちらりと見てこんなことも言った。
「熱いな」
「ホットコーヒーですが」
「そのホットコーヒーでもな」
 どうにもとつばさに言うのだった。
「俺は駄目なんだよ」
「そうなのですか」
「ああ、熱いのはな」
「あの、乾さんひょっとして」
「猫舌なんだよ」
 乾は自分からこのことを話した。
「だからな」
「今はですか」
「時間置いてな」
 そうしてというのだ。
「飲むな」
「はい、それでは」
「そんなに熱いであるか?」
 パイマンはそのコーヒーを飲みつつ眉を顰めさせた。 
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