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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十一話 Gaccyamanその九

「君の言うこともわかるよ」
「そうですか、ではです」
 鈴木が言おうとするとだった。
 今度は赤い肌に青い髪の毛で黒服と白いマントを羽織った子供が出て来た、その子供は誰かというと。
「彼のこともわかりますね」
「ゲルサドラです」
 子供は自ら名乗った。
「宇宙人になります」
「ああ、あんたがなのね」
 真理は彼の言葉を聞いて頷いた。
「その噂の」
「あれっ、知ってますか僕のこと」
「聞いてたから」
 真理はゲルサドラにあっさりとした声で答えた。
「あんたのことも」
「それで、ですか」
「あんたのことも知ってて」
 それでというのだ。
「今聞いてもね」
「ご存知ですじゃ」
「そう、そしてね」
 それでと言うのだった。
「知っていたよ」
「そうでしたか」
「それに私達色々な世界回ってるから」
 真理はこのことも話した。
「別にあんたが宇宙人でもね」
「気にされないですか」
「地球人でも宇宙人でもいい人と悪い奴がいるから」
 その両方がというのだ。
「だからね」
「特にですか」
「気にしないのよ」
「そうですか」
「ええ、ただここにいる人は何か」
「今ガッチャマンの殆どの人は外にパトロールに出ていまして」
 つばさが真理に話した。
「全員揃っていません」
「そうなのね」
「管山総理も今は官邸におられますし」
 それでというのだ。
「こちらにはおられないです」
「そうなのね」
「もうすぐ戻って来られると思いますが」
「ちなみに僕の中にカッツェさんもいます」
「はーーーい、ここにいまーーーす」
 はじめの中からギザギザの歯を持つ変にテンションの高い痩せた男も出て来た、それで言ってきた。
「ベルク=カッツェでーーーす」
「ああ、そういえばはじめちゃんが言ってましたね」
 長田はカッツェを見て言った。
「自分の中にもう一人いるって」
「それが私という訳です」
「そうなのね」
「それでいつもはじめちゃんとお話してまーーーす」
「カッツェさん大人しくして下さい」
 はじめはこう言うとカッツェに右ストレートを浴びせた、するとカッツェは姿を消してそのうえで言った。
「はじめちゃんきつーーーい」
「今はしっかいりとお話したいっすから」
「時々ああして出て来まして」
 鈴木がまたライダー達に話した。
「今は実害がないので」
「気にしなくていいか」
「多少騒がしい程度です」
「ならいいがな」
「はい、それでなのですが」
 鈴木は乾に話した。 
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