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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十話 情熱その九

「お砂糖も要注意なのね」
「というか一番言われているわよ」
 なのはがその桃子に話した。
「だから桃子ちゃんもね」
「甘いものについては」
「これからも注意よ」
「そうよね」
「ええ、食べ過ぎ自体にもね
「それじゃあね」
 桃子は頷いてだった、よく食べた後で一旦寝袋に入って休んだ。戦士達は香川の決戦でもそうして休憩も取っていた。
 ゴウセルはモンスターを吹き飛ばしつつ無表情で言った。
「いつもの感じだな」
「そうね、戦いはね」
 そのゴウセルにマーリンが応えた、
「敵の数が多くて」
「俺達がそれを倒していく」
「それが続いていて」
「倒しても倒しても出て来る」
「それは変わらないね」
「全くだ」
「ってことはだね」
 二人にキングが空中から多くの剣を出して戦いつつ言ってきた。
「この戦いも最後の最後は」
「スサノオが出て来る」
 ゴウセルはキングにすぐに答えた。
「間違いなく」
「そうだよね」
「そして出て来たら」
 その時はというのだ。
「倒す」
「口で言うとそれだけだね」
「その通りだ」
「そうだよね、けれど」
 ディアンヌは人間の大きさで自分の武器のハンマーを振り回しつつ語った。
「相変わらずの数だから」
「手強い」
「そうなんだよね」
「いや、この数はでござる」
 ハムスケも戦いつつ言う。
「いつも通り苦労するでござる」
「そう、苦労してギリギリで戦う」
「そうでござるな」
「そうした戦いになる」
「そうでござるな」
「ただ。勝つのは俺達」
 ここでだった、ゴウセルはポーズを取った。そうしてそのうえでまた言うのだった。
「それは間違いない」
「そこは絶対にですぜ」
 政もいる、いつも通り見事な太刀筋だ。
「だからここではです」
「気を確かに持ってでござるな」
「戦うことです」
 このことが大事だというのだ。
「だから皆さん頑張っておくんなせえ」
「それがしもでござるな」
「勿論です」
 ハムスケにもだった、政の任侠であるが丁寧な物腰は変わらない。
「ハムスケさんも頑張って下さい」
「わかったでござる、政さんに言われるとでござる」
 ハムスケの顔に強いものが宿った、目にそれが特に出ている。
「それがし余計にでござる」
「燃えてきたしたか」
「そうなったでござる」
「俺は楽しむ様にしてるけれどね」
 ガイが戦場に来て言ってきた。
「ただ、楽しみもね」
「それもでござるか」
「真面目にしないとね」
 そうしないと、というのだ。 
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