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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その十二

「頼りないだろ」
「そうなんですか」
「それなりに強くなってるがな」
 それでもというのだ。
「まだまだだな」
「そうですか」
「だから今回の訓練でもな」
「もっとですか」
「強くなれ、そっちの団長も喜ぶしな」
 このこともあるからだというのだ。
「いいな」
「それでは」
「訓練もしないとな」
 北岡もここで言った。
「やっぱりな」
「決戦に備えてですね」
「それで強くなってな」
 北岡は友奈にも話した。
「さもないとな」
「勝つ為にですね」
「ああ、その為にもな」
 是非にと言うのだった。
「訓練もな」
「していくことですね」
「二十日後に備えてな」
「そうですね、それじゃあ」
「頑張っていこうな」
「これから」
「この面子が揃ったんだ」
 北岡はこうも言った。
「それならな」
「訓練もですね」
「しような、それとな」
「それと?」
「この面子で数だからな」
 北岡は友奈にそうしたことも話した。
「かなり多いからな」
「だからなの」
「そのことも考えてな」
「訓練をしていきますか」
「そうしような」
「訓練する場所は香川市でいいね」
 東條は勇者部の面々にこう言った。
「そこで」
「戦場にもなりますし」
「そう、そこで訓練をするとね」
「戦場のこともわかるから」
「最適だしね」
 戦場のことを知ることから考えてもというのだ。
「だからね」
「ここは、ですね」
「そうしていってどうかな」
「そうですね、それでいいですね」
「それが最善かと」
 先生は東條の提案にこう返した。
「この度は」
「先生もそう思ってくれるんだ」
「はい、では訓練の場は」
「香川市にして」
「決戦に備えましょう」
「そういうことでね、後ね」
 東條は先生にさらに話した。
「お金のことは心配しなくていいよ」
「お金でしたら」
「もう先生達が出す必要はないから」
 自分達だけの時と違ってというのだ。
「お金持ちの子も多いからね」
「これだけでいいか」
 英雄が小切手に百億と書いて出してきた。
「我の一月分の小遣いだが」
「百億がですか」
「うむ、足りないなら言ってくれ」
「いえ、これだけあれば」
 それこそとだ、先生はその百億という額を見て唖然とした顔で英雄に応えた。 
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