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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その十一

「何からインスピレーションが得られるかわからないから」
「こう言ってお昼は寝ないんですよ」
「それで寝たら寝たらね」
 シェスタとルイズがさらに話した。
「歯ぎしりとかするから」
「寝言もかなりだし」
「寝てもだから」
「困りますよね」
「こう言っても行いあらためないし」
「何があっても」
「こんなに人の話を聞かない人達もないです」
 兼続も言うことだった。
「本当に悪人ではないのですが」
「悪人やないけどな」
 ノアもそのことは認めた。
「けどほんま迷惑過ぎてな」
「困るのです」
「それはどうしてもやからな」
「ただ、ムジークの力は凄いから」
「助けてもらってるな」
「そうですね」
「ムジークがあると」
 それでとだ、言ったのはステラだった。
「正直凄いけれどね」
「そんなにですか?」
「ええ、音楽の力があるとね」
 ステラは園子に答えて話した。
「戦いが全然違うの」
「だからですか」
「アイドルの娘達も大勢いてね」
「ムジークもですか」
「凄い力を出してね」
 そしてというのだ。
「アタシ達も力が出てそうしてよ」
「よく戦えるんですね」
「そうなるのよ」
 実際にというのだ。
「本当にね」
「そうですか」
「だからね、ムジークもね」
「有り難いんですね」
「傍迷惑なことこの上ない人達でもね」
「頼りにはですね」
「なるからね」
 このことは事実だというのだ。
「戦闘の徳は安心してね」
「それじゃあ」
「それとだが」
 今度はセッケが園子に言ってきた。
「君達と共にいる小さい者達だが」
「あっ、烏天狗や両面宿儺ですね」
「うむ、名前が気になるが」
 セッケは彼等に名についても述べた。
「君達の戦いを助けてくれるか」
「はい、有り難い子達です」
「魔法の様なものか」
「そのサポートですね」
 言うならばとだ、園子はセッケに説明した。
「あの子達は」
「それぞれ一緒に戦ってもらってます」
 友奈もセッケに話した。
「それで助けてもらっています」
「そうなのだな」
「はい、とても」
「それはいいな。だが」
「だが?」
「君達が戦いで頼れるのは彼等だけではない」
 何処か気取った仕草になってだ、セッケはこうも言った。
「そのことは覚えておいてくれ」
「ああ、俺達もいるしな」
 ヤミが笑って言ってきた。
「ライダーの連中もいるしな」
「いや、俺は」
「お前結構ドジるからな」
 ヤミはセッケに冷めた目で告げた。 
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