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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その八

「何で女装を」
「癖になってのう」
「あるゲームを知ってからな」
「そうですか、そのゲームは」
 鈴鹿が思うにだ。
「恐ろしいゲームですね」
「というかギャルゲーは怖いからな」
 鈴鹿に啓太が言う。
「俺も女装したことあるしな」
「俺なんていつもだけれどな」
 歩も出て来た。
「それは」
「魔装少女というのもな」
 ウィンタープリズンが言ってきた。
「斬新だな」
「変態だよね」
「そうだよね」
 ユナエルとミナエルはこう話した。
「最初見た時そう思ったよ」
「武器はチェーンソーだし」
「流石に今はなれたけれどね」
「その変な恰好にね」
 沈雲と沈華も話した。
「縞パンにも」
「それも女ものにも」
「本当に変態にしか見えなかったぞ」
「ねね」
 次に言ったのは薫とねねだった。
「ねね」
「ねねも驚いているしな」
「何か同じ組み合わせの人達が話してないデスか?」
 エレンはユナエルとミナエルの言葉からこう感じていた。
「そんな風に聞こえるのデス」
「というか歩さんも大変だな」
 可奈美は歩のことを純粋に心配していた。
「そうした格好に変身しないと戦えないからな」
「何でかそうなんだよな」
 歩も可奈美にはすぐに応えた。
「俺自身困るよ」
「しかもゾンビだしな」
「何か俺って災難ばかりだな」
「そうしたものはいらないな」
「全くだよ」
「というか世界によって本当に違い過ぎるだろ」
 中原は腕を組みどうかという顔で述べた。
「世界によっては何だこれだからな」
「全くでありんすな」
 紅葉は中原のその言葉に同意であった。
「あちき達も個性的でありんすが」
「歩の旦那は不幸過ぎるな」
「どうにかならないでありんすか」
「何かマフィアでも良心的なんですね」
 二人のやり取りを聞いてだった、美親は心から思った。
「最初は悪いけれど悪人かと思っていました」
「確かに俺達はマフィアだけれどな」
 中原が美親に答えた。
「ボスも筋は通っているからな」
「それでなんですね」
「殺人だってするけれどな」
 これは事実であってもというのだ。
「一般市民は巻き込まないからな」
「それは絶対ですね」
「金の稼ぎ方も筋は通してるつもりだしな」
「そう、森さんはそうした人だよ」
 太宰もポートマフィアについて述べた。
「ちゃんとマフィアのことがわかっている人だよ」
「外道ではないということですね」
「その通りだよ、裏社会の人であるがね」
「外道ではない」
「そこが大事なんだよ」
「裏社会でも外道は駄目っしょ」
 サロメがそうした者について駄目出しをした。
「何といってもっしょ」
「その通りですよね」
 アレクサンダーはサロメのその言葉に同意した。 
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