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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その七

「何のお魚でしょうか」
「魚雷ではないのか?」
「鉄の魚だろう」
「潜水艦か?」
「いや、戦艦だろう」
「ひょっとしたら核爆雷」
 たんぽぽ、環那、鈴、虎徹、冥が話した。
「そんなところじゃ」
「多分普通のお魚ではない」
「絶対そうとしか思えない」
「蛸でも貝でもなくて」
「本当に名のお魚だ、フィンランドさんが言う通り」
「答える義務はあるか」
 そのルナパパの問いである。
「思うのは自由だが」
「いえ、ないです」
 フィンランドはルナパパにこう返した。
「戦力として素晴らしいですし」
「ノープロブレムか」
「はい、特に」
「ならいいがな」
「というかこの人絶対に普通の海の生きものじゃないよ」
 アオはこう見ているのだ。
「鉄の何かだよ」
「それか瀬戸山さん並の存在だな」
「そうよね」
 火奈と水奈はこう話した。
「瀬戸山さんは竜だっていうし」
「それに匹敵するな」
「瀬戸山さん私達にそっちの姿お見せしてないけれど」
「強いことは事実だしな」
「お二人はそんなに強いですか」
 友奈はアオ達の話を聞いて言った。
「龍とか魚雷とか」
「そうだ、強いぞ」
「私達の中でも特になの」
 火奈と水奈は友奈にすぐに答えた。
「だから凄く頼りになるから」
「行いはかなり変態でもな」
「変態は余計じゃのう」
「あの、ですが」
 不平を言う瀬戸山に由良が言う。
「瀬戸山さんこの前女装されましたね」
「ああ、魔法少女じゃのう」
「ルナパパさんはセーラー服で」
「ノープロブレムだ」
「いや、問題ありますから」
 由良はルナパパには即座に言い返した。
「流石に」
「そうなのか」
「普通の人はそれだけで目が点になりますから」
「一体どんな人なのか」
 友奈は由良達の話を聞いて今度は首を傾げさせた。
「一体」
「変なところもあるけれど」 
 それでもとだ、友奈に春虎が話した。
「いい人達って言えばな」
「そうなんですね」
「ああ、確かに滅茶苦茶変だけれど」
「おい、随分なもの言いじゃのう」
 瀬戸山は自分のことも言う春虎にこう返した。
「滅茶苦茶変だとか」
「そりゃ俺も言いますから」
「わしが変か」
「女装しますから」
「だからか」
「それも全く似合ってなかったですよ」
「それは私もか」
「俺最初見て飲んでいた牛乳吹き出しましたよね」
 春虎はルナパパにはこう言った。
「驚いて」
「そうだったな」
「もう自分の目がおかしくなったと思いましたから」
「あの、といいますか」
 流石の鈴鹿も二人には穏やかな態度である。 
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