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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その四

「実際にね」
「違うんだな」
「絶対にそうだから」
 エミリアは啓太に力説して答えた。
「啓太も安心していいよ」
「それじゃあな。ただな」
「ただ?」
「考えてみたら俺暫く食えればいいって生活だったな」
 啓太は腕を組んでこうも言った。
「本当にな」
「あんた箸の下で暮らしていたのよね」
「暫くな」
 啓太は今度はマリアンデールに答えた。
「それで食いものもな」
「食べらればだったのね」
「ああ、本当にな」
「その時の啓太さんも啓太さんでした」
「凄く啓太さんらしかったっす」
 留吉とたぬきがマリアンデールに話した。
「もう女装したり全裸になったり」
「本当に啓太さんでした」
「それは駄目でしょ」
 どうにもとだ、マリアンデールは二人の話を聞いて言った。
「全裸になったら」
「そうですよ、下着でも恥ずかしいですよ」
 ベールもここでうどんを食べつつ力説した。
「裸なんて」
「私達結構裸になるわよね」
 このことは七海が言った。
「勝負の中で」
「はい、もう油断をすれば」
「それがね」
「困ります」
「何か世界によってすぐに裸になるよな」
 メリオダスもこのことを指摘した。
「この世界はそうでもないみたいだけれど」
「そういえばフランスさんもだな」
「そうなの」
 あろまとみかんがフランスを見て言った、二人共うどんを食べているがフランスもそれは同じである。
「すぐ裸になるの」
「誰も言わないで、である」
「お兄さんの自慢の肉体を披露してるのさ」
 フランスはうどんを食べつつ独特の雰囲気を醸し出しつつ述べた。
「いいことだろ」
「はい、今度したら警察に通報します」
 そのフランスのめが姉ぇが冷静な声で答えた。
「その時は宜しくお願いします」
「おい、通報かよ」
「はい、猥褻なので」
 理由はこれに尽きた。
「覚悟しておいて下さい」
「俺もしょっちゅう警察のお世話になってたしな」
 啓太がまた言ってきた。
「裸になると大変だぜ」
「俺もよく全裸になるよな」
 歩は自分のことに思いを馳せた。
「それ以上のこともあったしな」
「お前よくバラバラになったりするしな」
 ハルナはその歩に突っ込みを入れた。
「ゾンビだから死なないけれどな」
「一回死んでるからな」
「それだと二回は死なないな」
「身体は死んでるからな」
 ゾンビ故にだ。
「けれど裸はな」
「お前もなりたくないな」
「当たり前だろ」
 それこそというのだ。
「それも全裸とかな」
「そういえば私もなるわね」
 千は眉を顰めさせて言った。
「ショーツはせめて穿いてるけれど」
「そういえばわらわ達もそうだな」
 幸村もその経験があった。 
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