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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その三

「二十日の間に」
「出来ます」
 ヴィルヘルミナがシンクに答えた、勿論彼女も食べていて力うどんを食べている。
「一日数敗ずつ食べていけば」
「それで、ですね」
「出来ます」
「それじゃあ狙っていきます」
「私もそうします」
「というかここはおうどんが主食だべな」
 かまどはこう考えていた。
「そうだべな」
「そうですね、ご飯もちゃんと食べますが」
 友奈がかまどに答えた。
「そのことは」
「そうだべな」
「それ位おうどん食べます」
「おかずではないだべな」
「大阪や福岡ではそうだな」
 こう言ったのは仮名だった。
「うどんはおかずだ」
「あっちのおうどんも美味しいよ」
 このことは陣が答えた。
「大阪や福岡のもね」
「そうなんですね」
「そう、だから食べる機会があれば」
 陣は友奈に話した。
「君達もね」
「そういった地域のおうどんもですね」
「食べるといいよ」
「大阪だね、あそこのおうどんは織田作が好きだったよ」
 太宰は木の葉うどんを食べつつ述べた。
「私も食べてみたいね」
「大阪のおうどんを」
「機会があればね」
「そうですか」
「うどんか。そういえば最近食べてなかったからな」
 ハヤトもうどんを食べつつ言う。
「美味いな」
「こうした食べものブリタリアにないんだよね」
 ハヤトの横でエミリアがうどんをすすりながら言った。
「残念だけれど」
「そうだよな」
「うん、パスタはあるけれど」
「おうどんはな」
「大和から入ってきてるけれど」
「こうした味じゃないよな」
「どうも違うんだよね」
「ブリタリアってイギリスだよな」
 このことは章一が指摘した。
「そうだよな」
「そうみたいだね」
「イギリスっていうとな」
「お料理がっていうんだね」
「ああ、だからブリタリアもな」
「そう言われるよ」
 実際にとだ、エミリアは章一に眉を曇らせて答えた。
「どうもね」
「やっぱりそうか」
「困ってるよ」
 エミリアとしてはというのだ。
「そうしたお話はね」
「そうなんだな」
「とてもね」
「というかイギリスってな」
 啓太が言うことはというと。
「鰻のゼリーとかロブスターとかニシン丸ごとパイにしてな」
「あら、駄目ですの?」
「それ違うだろ」
 啓太はセシリアにどうかという顔で返した。
「食材が勿体ないだろ」
「いえ、真っ当なお料理ですわよ」
「俺でも食えそうにないけれどな」
「そこまで言われる程かな。私はね」
 またエミリアが言った。
「別にね」
「おかしいとはか」
「そこまでは」
「そっちの世界のブリタリアはまた違うか」
「そう思いたいし」
 エミリアは自分の願望も入れて述べた。 
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