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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十九話 神の祝福その一

                第三百七十九話  神の祝福
 美森はシャーロック達と会って驚いていた。
「私は一体何人いるのか」
「わかりませんね」
「はい」
 水花にこう答えた、驚きの顔で。
「一体」
「私も。何か物凄く多くて」
 園子は美森以上に驚いていた。
「どうなってるかわからないよ」
「暫くすれば慣れるから」
 シャルロットがその園子に笑顔で話した。
「安心してね」
「そうなんですか」
「うん、僕達は仲間だし」
 シャルロットは笑顔でこうも言った。
「仲良くしていこうね」
「はい、仲良くなれることは」
「君も自信があるよね」
「絶対になれると思います」
「何しろ魂が一緒です」
 ラナの言葉だ。
「それなら問題ないです」
「そうですね、シャーロックさんとも」
 美森は彼女を見つつまた言った。
「仲良く出来ます」
「仲良く出来ない筈がないですよ」
 シャーロックも笑顔で言う。
「私達は」
「魂が同じだから」
「そして目的も」
 これもというのだ。
「同じですから」
「スサノオと戦う」
「はい、そして勝つことがですから」
 目的だからだというのだ。
「絶対にです」
「仲良くですね」
「やっていけますよ」
「そうよね。何か私も何人かいるけれど」
 風も笑顔で言った。
「皆と仲良く出来そうね」
「おう、宜しくな」
 その風にトップスピードが笑顔で言ってきた。
「ちなみに俺の素顔は十九歳人妻一児の母だ」
「お母さんですか」
「ああ、男の子な」
「そうなんですね」
「可愛いぜ、旦那さんに似てな」
 トップスピードは笑ってこうも言った。
「戦う時以外は今は子育てに専念してるさ」
「子供がいる人もいるなんて」
 夏凛は驚きを隠せない顔だった。
「まさかね」
「そうですね」
 樹も夏凛と同じ顔である。
「流石に」
「色々な人がいるとは聞いてたけれど」
「それでも」
「ちなみに俺は離婚してな」 
 ギュスターヴが笑って言ってきた。
「そのかみさんと再婚してな」
「今は、ですか」
「また楽しく暮らしてるさ」
「そうですか」
「だから結婚してる人もな」
「私達の中にはですか」
「いるってことはな」
 こう風に話すのだった。
「お嬢ちゃんも覚えておいてくれよ」
「わかりました」
「まあ小学生どころか三歳の娘もいるけれどな」
「あの、山羊いません?」
 友奈はヴァレンティーノを見て怪訝な顔になっていた。
「他にも背中に翼が生えた人とか獣耳の人とか」
「ああ、全然大したことじゃないだろ」
 ろくろが友奈に答えた。 
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