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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十八話 困難に打ち勝つその十七

「ここまでの生活出来るか」
「その通りだよ」
「だから俺達にはわかったさ」
「外の世界とだな」
「実はつながってるってな」
「如何にも。お互いに行き来は出来ないが」
 それでもとだ、スサノオも話した。
「しっかりとな」
「つながってるよな」
「そうだ、そしてだ」
 スサノオはゾルダにさらに話した。
「私を倒せばだ」
「世界がつながるんだな」
「結界が消えてな」
「それで外の世界に戻りたいならか」
「私を倒すことだ」
「外の世界のことは知らないけれど」 
 それでもとだ、友奈はスサノオに言った。
「見たいしこの戦いにも」
「勝ちたいのだな」
「そう思うから」
 だからだというのだ。
「私は貴方に勝つ」
「そうだな、ではその意気でだ」
「貴方と」
「戦ってもらう、二十日後にな」
「香川市で」
「そうしよう、そしてその時だが」
 ここでスサノオは姿を現した、その姿は骸骨のものだった。
「この姿だ」
「デストロン首領か」
 ナイトはその原人の骸骨の姿を見て言った。
「聞いていたがな」
「この姿で戦わせてもらう」
「そのこともわかった、ではな」
「その時にだ」
「まただな」
「会おう」
 ここまで言ってだ、そしてだった。
 スサノオは姿を消した、これで戦いは終わり戦士達はそれぞれの変身を解いた。そのすぐ後でだった。
 城戸は自分のスマートフォンから連絡を入れてだ、友奈達に言った。
「もうすぐ皆来てくれるからな」
「皆っていいますと」
「他の世界から」
「ああ、色々な世界からな」
 友奈と美森に答えた。
「来てくれるからな」
「二十日後の決戦に備えて」
「それで、ですか」
「ああ、だから皆来たらな」
 その時はというのだ。
「顔合わせをして一緒に訓練もしてな」
「二十日後に」
「その時にですね」
「皆の力を合わせてな」
 そうしてというのだ。
「戦おうな」
「わかりました、それじゃあ」
「今度はですね」
「決戦に向けて頑張ろうな」
 城戸は少女達に微笑んでこうも言った。
「そうしような」
「わかりました」
「そうさせて頂きます」
「是非な、それとな」
 城戸は少女達にさらに言った。
「ずっと戦って疲れたよな」
「今何か急に」
「身体を疲れが」
「そうだろ、だからな」
 それでというのだ。
「休むこともな」
「そのこともですね」
「忘れたら駄目ですね」
「俺はよく忘れるけれどな」
「そういえば城戸さん戦いの時は」
「あまり」
「だから連にも言われるけれどな」 
 秋山、彼にもというのだ。
「けれどな」
「はい、今はですね」
「よく休んでですね」
「それでまた頑張ろうな」
 強くなってくる日差しの中言った、そしてだった。
 戦士達はそれぞれの世界から助けに来た仲間達と会った、そうしてそのうえで再び戦いに向かうのだった。


第三百七十八話   完


                   2019・6・1 
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