| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十八話 困難に打ち勝つその十三

「違うってことさ」
「そうなんですね」
「モンスターとしての種類がな」
 それ自体がというのだ。
「違うんだよ」
「色だけじゃなくて」
「だからな、あいつの戦闘スタイルもな」
 彼を使っているリュウガのそれもというのだ。
「違うんだよ」
「城戸さんとも」
「あいつの戦い方は落ち着いてるだろ」
「城戸さんは前に出ますが」
 とにかくすぐにだ、時として周りが見えなくなることもある。
「リュウガさんはそうではないですね」
「慎重だろ」
「それで武器もあまり使われないですね」
 龍騎がその都度使う武器を出すのとは違ってだ。
「そうですね」
「そこもな」
「違うので」
「あいつはあいつだよ」
 リュウガはというのだ。
「そう考えてな」
「そのうえで、ですね」
「一緒に戦っていこうな」
「わかりました」
「俺達の味方だしな」
 このことは紛れもない事実だというのだ。
「攻撃もしてこないだろ」
「私達に対して」
「だからだよ」
 それでというのだ。
「一緒に戦っていこうな、オーディンともな」
「あのライダーさんとも」
「連携もしてくれるだろ」
 このこともというのだ。
「だからな」
「このままですね」
「一緒に戦ってな」
 そしてというのだ。
「頼りにもしてくれよ」
「それでは」
「味方としては頼もしいしな」
 ライダーだけあってだ。
「余計にな」
「そうですね、一緒に」
「戦っていこうな、後な」
「後?」
「君今は雲外鏡や木霊出していないな」
 見れば他の勇者部の少女達もだった。
「そうしていないな」
「はい、今は」
「体力を使うからか」
「あの子達を出しますと」
「強くなってもな」
「ですから」
 それ故にというのだ。
「今はです」
「出さなくてか」
「そうして戦っています、満開も」
「なってないな」
「長く戦う為に」
 モンスターを倒しつつだ、また言った樹だった。
「そうしています」
「それで正解だよ、今は」
「長く戦うことですね」
「力をセーブするのも戦いさ」
「北岡さんもいつも言われてますね」
「戦いは最後まで立ってな」
 そうなってこそというのだ。
「勝利だからな」
「だからこそ」
「力もセーブしていこうな」
「そうしていきます、そして」
 最後の最後にとだ、樹はゾルダに答えてだった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧