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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十八話 困難に打ち勝つその十二

「食べてね」
「そうさせてもらいます」
「おうどんは一杯あるから」
「どんどん食べていいですか」
「そうして仮眠もよ」
 寝ることもというのだ。
「してね」
「寝てもいいんですね」
「食事と睡眠は身体にとって一番いいものです」
 香川も言ってきた、見ればもう寝袋も用意してある。
「ですから今から」
「少し寝てですね」
「休んで下さい」
「わかりました、それじゃあ」
 園子は香川の言葉に頷きうどんをもう一杯食べてから睡眠も摂った、そうして戦いに戻った。戦いはライダー達の言う通り長く続いていた。
 夕方になってもモンスター達は出て来る、それで夏凛は戦いつつ眉を顰めさせた。
「本当に長いわね」
「私達の言った通りですね」
「はい」 
 シザースの言葉にも応えた。
「モンスターがこれでもかと出て来て」
「これがスサノオとの戦いです」
「本当はこうなんですね」
「これまでは一体か多くて数体でしたね」
「それ位しか出なかったのが」
「私達が言った通りに」
「はい、幾らでも出て来て」
「尽きないですね」
「こうした戦いですか」
「これまでは挨拶で」
 勇者部の少女達が戦ってきたそれはというのだ。
「こうした戦いがです」
「本番ですね」
「そうです、ではです」
「このままですね」
「戦っていくことです」
 こう言ってだ、シザースは自らだった。
 鋏を出してそれで敵を倒す、そうしてまた夏凛に言った。
「戦わなければ生きられません」
「逃げることは出来ても」
「逃げたくないですね」
「はい」
 夏凛の今の返事は一言だった、そのうえでの言葉だった。
「それは絶対に」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「頑張っていきましょう」
「そういうことですね」
「この戦いは。そして」
 そのうえでというのだ。
「まだ続きますので」
「これからもですね」
「戦っていきましょう」
「そうさせてもらいます」
 夏凛は自分の武器を構えた、独特の拳法家を思わせるものだ。その構えを取ってそうしてまた戦う。
 そしてだ、自身もモンスターを一体倒して言った。
「これからも」
「はい、それでは」
「最後まで戦います、私も」
「その意気です、では」
「今からも」
「戦いましょう」
 こう言ってだった、シザースもモンスター達を倒していく、しかもボルキャンサーも出してだった。
 ライダー達はモンスター達も使っていた、ここで樹はリュウガが使う黒いドラゴンを見てこんなことを言った。
「何か城戸さんのモンスターと」
「似ていてもだろ」
「はい、全く違います」
「似ている様でな」
 ゾルダが樹に話した。 
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