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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十六話 清廉な心その十一

「そうなんだな」
「普段はそちらを主にしています」
「いい娘みたいだな」
「はい、どの娘もとてもいい娘です」
 先生も友奈達について話した。
「六人共」
「そうみたいだな、俺とは大違いだな」
 芝浦は先生の言葉に頷きつつこうも言った。
「俺はボランティアとは縁がないからな」
「寄付位はしておくことだ」
 その芝浦に高見沢がアドバイスをした。
「いいな」
「ああ、それでもいいんだ」
「どうせ金は余っているな」
「結構ね」
「だったらだ」
 その余った金をというのだ。
「寄付でもしてだ」
「誰かを助けろっていうんだね」
「そうだ、それが自分の評判もよくするしな」
 このこともあってというのだ。
「だからな」
「ボランティアとかしなくても」
「寄付はしておけ」
「そういうことだね」
「そうだ、俺もしているしな」
 寄付をというのだ。
「やっておけ」
「それじゃあね」
「結城さん、他の娘達が戻ってきたら」
 先生は友奈に話した。
「その時にね」
「はい、お互いにですね」
「お話をしましょう」
「お互いの世界のことを話そうな」
 北岡も友奈に話した。
「スサノオやモンスターのことも話すからな」
「そうしてくれますか」
「ああ、モンスターのデータも持ってるしな」
「それは凄いですね」
「じゃあな」
「はい、皆が帰ってから」
「お互いの世界のことを話そうな」
「わかりました」
 友奈が北岡の言葉に頷くとだった、部室に五人の少女達が入ってきた。その中にいる長い黒髪におっとりしたダークブルーの目の少女が言った。黒タイツがよく似合っている。
「この人達はまさか」
「仮面ライダーだよ」
 友奈が黒髪の少女に話した。
「この人達がね」
「そうなの、この人達が」
「今このお部屋に来てくれたばかりなの」
「そうなのね」
「あと私は名乗ったから」
「次はっていうのね」
「うん、美森ちゃん達の番だよ」
「わかったわ、はじめまして」 
 美森は友奈の言葉を受けてライダー達にお辞儀をした、そのうえでライダー達に対してれいぎ正しく名乗った。
「東郷美森です」
「犬吠埼風です」
 黄色い長い髪を左右で束ねている少女だ、制服はこの娘だけ違う。大人びたしっかりした顔立ちで目は黄色い。足は白いハイソックスで覆っている。
「勇者部の先代部長でした」
「先代っていうと」
「今は卒業したので」
「高校生なんですよ」
 友奈も城戸達に話した。
「それで、です」
「今は勇者部じゃないんだ」
「はい、OBです」
 風は自分から話した。
「それでいつも出入りしています」
「そうなんだね」
「犬吠埼樹です」
 風と同じ髪の色だが短くしていて耳の前で左右でまとめている。まだ幼さの残る優しい顔立ちで目の色も風と同じだ。 
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