| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十五話 アマゾンの死闘その八

「あのロボットは」
「無理よね」
「どうにも」
「あいつが乗ったらな」
 一方通行も戦いつつ言う。
「流石に無理だな」
「あいつ、ラストオーダーちゃんか」
「言わせるなよ」
 即刻幸一に抗議する、ダイミダラーの力は流石で迫り来るアンノウンの大群を薙ぎ倒していっている。
「それは」
「ああ、そうか」
「そういうことでな」
「わかったぜ、じゃあ俺は恭子だけだ」
「本当はそれもどうかと思うがな」
 ラストオーダーとしてはだ。
「そうしろ」
「そういうことでな」
「全く、何で私はいつもこうなのよ」
 恭子は胸を触られ続けながら言った。
「変な役目ばかりで」
「本当に変な役目ぜよ」
 維新龍馬が見てもだ。
「恭子さんも大変ぜよ」
「戦闘の時は特に激しいのよ」
「わしもそのマシンは無理ぜよ」
「男だから安心だと思う」
 龍馬に黒千が言う。
「流石に」
「だったらいいんじゃがのう」
「けれど実際ダイミダラーは凄い戦力だから」
 黒千はまた言った。
「このまま戦っていって欲しい」
「戦力としてはのう」
「本当に頼りになる」
「ライダーの人達もそうじゃがのう」
「そういえばライダーの人は今ここにはいないわね」
 フレイがここで気付いた。
「さっきまで尾室さんがいてくれたけれど」
「あの人は今休憩中だからな」
 ラストオーダーが話した。
「それでだよ」
「いないのね」
「あの人がいない間はな」
「ええ、それじゃあね」
「俺達で戦うからな」
 こう言ってだ、そしてだった。
 一行は今は必死に戦ってだ、そうしてG5の穴埋めも務めつつ戦った。戦士達は過酷な状況でも怯んでいなかった。
 それでだ、クレアも彼等と共に戦いつつ言った。
「皆さん訓練の時から思っていましたが」
「何て?」
「素晴らしいです」 
 前方に砲撃を出しつつ有子に返した。
「この戦いは」
「そう言うのね」
「今の戦いも」
 共に戦っていて思うことだ。
「これ程までとは」
「これがいつもだから」
 有子はクレアに冷静な顔で返した。
「だから」
「何でもないという風に聞こえますが」
「その通り」 
 まさにという返事だった。
「決戦の時はいつも」
「それで、ですか」
「これ位何でもない」
「どんとこいですよ」
「はい、食べるものも食べていますし」
 めぐるとすみれもクレアに言う。
「戦えます」
「この世界でも」
「そうですか、では私も」
 クレアはまた前を見た、そしてだった。 
 前方を砲撃してだ、アンノウンを数体滅ぼして言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧