| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十四話 アマゾン入りその十四

「俺達より頑丈じゃねえのか?」
「実はヒーローになれるわよ」
 梅雨も太鼓判を押す。
「クラシカロイドの人達は」
「特にこの人はな」
「モーツァルトさんもね」
「俺達の世界のヒーローにもなれるな」
「そうですね」
 サイタマとジェノスも話した。
「この人達は」
「絶対になれるな」
「戦闘も出来るのでは」
 ゲルトもこう見ていた。
「実は」
「というかもう既に覚醒していてな」
 雄大はベートーベン達をこう見ていた。
「魔人になってるんちゃうか?」
「そやね」
 椛もこう見ていた。
「もうとっくの昔にね」
「ベートーベンとモーツァルトさんはな」
「それでも驚かないよね」
「魔人ではない」
 ベートーベン自身がこのことを否定しおた。
「俺はあくまでクラシカロイドだ」
「僕もね」
「魔人ではない」
「そこはわかっておいてね」
「運命なぞ俺の手でどれだけでも切り開いてみせるからな」
 ベートーベンは運命についてはこう述べた。
「何というものはない」
「運命についてこう言えるなら」 
 天音も言うことだった。
「本当に魔人だよ」
「そちらの世界ではか」
「そうなれるよ」
「ならそれでいい」
「あれっ、どうでもいいんだ」
「俺にとっては何度も言うが」
「ムジークとなんだ」
「餃子こそが全てだからな」
 それで魔人かどうかもというのだ。
「俺にとってはどうでもいいことだ」
「ううん、凄いね」
「凄いのか」
「そう言い切れるところが」
「ならそう思っておけ、ではこのアマゾンでもな」
「ムジークをだね」
「奏でてみせる」
 ベートーベンはあくまでそれだけだった、そして。
 戦場となるアマゾンを見てだ、北條は言うのだった。
「皆さん決戦の時はこの船を拠点として」
「そうしてですね」
「戦っていきましょう、間違ってもです」
 こう津上に話すのだった。
「船から離れてはなりません」
「絶対にですね」
「アマゾンは少しでも知らない場所に行けば」
「迷ってですね」
「はぐれてしまいます、一人でもはぐれれば」
 そうなればというのだ。
「戦力ダウンになるので」
「絶対にですね」
「はぐれてはいけません」
 津上だけでなく他の面々にも言う。
「いいですね」
「それが絶対だな」
「そうです、熱くならず」
 北條は蘆原にも話した。
「落ち着いてです」
「そのうえだな」
「戦い陣形を乱さず」
「迂闊に前にも出ないか」
「そうして戦っていくべきです」
「若し熱くなると」
 その時はとだ、北條はさらに話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧