| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十四話 アマゾン入りその十三

「氷川さん水中戦も普通にしておられますね」
「そのことだね」
「やっぱりそうした訓練も」
「しているよ」
 実際にという返事だった。
「普段からね」
「やっぱりそうですね」
「変身して」
 つまりG3Xを装着してというのだ。
「そしてね」
「そうしてですね」
「訓練をしているから」
「水中戦もですね」
「出来るよ、そうした時の武器もあるしね」
「あれだけ重いのによく動けますね」
 ロスヴァイセはこのことを素直に驚いていた。
「沈まなくて」
「そうした設計だからね」
「水中でも戦える様な」
「ちゃんと浮く様にもなっているんだ」
「そうですか」
「だから安心してね」
 水中戦でもというのだ。
「僕達は戦えるから」
「それじゃあ」
「若し氷川さん達が沈んだら」
 どうかとだ、千百合も言う。
「大変ですね」
「それだけで貴重な戦力がなくなるから」
 恵那も言う。
「そうなってもらっては困ります」
「そうだ、ライダーの人達が主力だ」
 ディルクも認めることだった。
「絶対に欠けないでくれ」
「こいつがこう言うなんて凄いグル」
 グルはこのことに驚いていた。
「外道なのにグル」
「おい、天霧と同じこと言うな」
「仲がいいから言うグル」
「というか魂同じだな」
「それは言わない約束グル」
「少なくともライダーの人達がいないとです」
 白夜も言うことだった。
「それだけで戦力が不安になるので」
「それでだね」
「氷川さんも水中戦が出来たら」
 それならというのだ。
「有り難いです」
「だからこのことはね」
「安心していいですね」
「戦うことは出来るからね」
 水の中でもというのだ。
「本当にね」
「それでは」
「そしてこのアマゾンでもだ」
 バッハも言ってきた。
「我々のムジークは奏でられる」
「そのことは大きいです」
「実際に」
 華凛と華恋も言う。
「音楽は何処でもある」
「ムジークもです」
「それが本当に有り難いです」
「音楽があるとないとで違います」
「力が出ますから」
「そうか、ならばだ」
 ベートーベンは姉妹の話を聞いてさらに言った。
「このアマゾンでも俺のムジークを響かせよう」
「ただしね」
 今度はチャーミーがお菓子を食べつつ話した。
「ベートーベンさん際限がないから」
「際限か」
「止めても無茶苦茶するからね」
「止めてもってところがミソだな」
「そうだよな」
 マグナとゴードンも言う。
「止まらないからな」
「人の話を全然聞かないでな」
「人の話なぞ聞いて何になる」
 腕を組んでだ、当人は言い切った。
「俺のムジークにとって」
「だから人のお話を聞きませんと」
 詠も困った顔で言う。
「迷惑がかかりますので」
「他人の迷惑か」
「はい、ベートーベンさんはそれが問題でしてよ」
「そんなものは知らん」
 やはり腕を組んで言い切る。
「俺は餃子とムジークの為に生きているからな」
「ああ、いざって時は縛って簀巻きにしておいてね」
 歌笛が皆にベートーベンの対策方法を教えた。
「袋叩きにしても絶対に死なないから」
「身体見闇に頑丈だしな」
 勝己もこのことはよく知っている。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧