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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十四話 アマゾン入りその十

「マラリアとかあるよな」
「アマゾンは疫病の問題です」
 だからだとだ、クレアはまた言った。
「ですから」
「それで、ですね」
「お薬も用意していますので」
「若し何かあれば」
「遠慮なく申し出て下さい」
「若し伝染病だったら問題なので」
 リディも一同に話す。
「定期的に検査も行います」
「そしてくれぐれもです」
 アリカも話す。
「おかしいと思ったら申し出て下さいね」
「若しマラリアにでもなると」
 春馬もこのことについて述べた。
「本当にまずいしな」
「伝染病は船の中だと凄い広まるから」
 泡沫も考える顔で述べた。
「本当に注意しないといけないね」
「船の中は閉じられた空間だからね」
 エリオットもこのことを指摘する。
「本当に注意しないといけないよ」
「蚊とか本当に多かったデスね」
「嫌になる程だったな」 
「ねね」
 薫とねねはエレンに応えた。
「あの連中が本当に問題だな」
「マラリアとかを持っていますカラ」
「そうです、くれぐれもです」
 まさにとだ、寿々花も言った。
「注意しないといけません」
「俺訓練中蠍に刺されたぞ」
「俺は毒蛇に噛まれたぞ」
 ペンギンコマンド達が陽気に言ってきた。
「デンキウナギに感電したぞ」
「ピラニアに噛まれたぞ」
「ジャガーに襲われたぞ」
「そんなところなんだな」
「あの、気をつけて下さいね」
 その彼等に呆れて言うクリスだった。
「アマゾンはそうしたところも危険ですから」
「だから死にかけたぞ」
「ちゃんと血清とかあって助かったけれどな」
「猛獣やとんでもない魚も多いな」
「本当にいるんだな」
「というかね、ここ地獄みたいだよね」
 ドロシーは腕を組んで口を尖らせて指摘した。
「危険が多過ぎて」
「実際にそう言われている」
 アルデバランがドロシーに答えた。
「俺はブラジル生まれだからわかる」
「あっ、アルデバランさんそうだったんですね」
「言っていなかったか」
「忘れていました、すいません」
「いや、アルデバランさんが言われると」
「そうですね」
 エミリアもクラウディアも納得することだった。
「本当に説得力ありますわ」
「それも心から」
「あれっ、ドロシーちゃんまで凄く素直ね」
 リストはここでこのことに気付いた。
「アルデバランさんに対しては」
「あの、81ということで」
 レオナがリストに話した。
「アルデバランさん、ルナパパさんは大御所の中の大御所で」
「だからなのね」
「はい、尊敬しても有り余る方なんです」
「ノープロブレムだ」 
 そのルナパパも右の親指を立てて言う。
「遠慮しなくていい」
「遠慮します」
 郷田も真剣な顔でルナパパに答えた。
「貴方達については」
「そうなのか」
「はい、どうしても」
「そうだよ、この人達に失礼があったらいけないよ」
 マギーもそこはしっかり言う。 
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