| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十四話 アマゾン入りその八

「本当にだよ」
「勝てないですか」
「スサノオには」
「だからね」
 それでというのだ。
「俺達はどれだけ助けてもらっているか」
「あれだな、ここにいる全員がいないとな」
 今言ったのはアゼザルだった。
「スサノオには勝てないな」
「はい、その世界でも」
「そういうことだな」
「そうです、本当にです」
 スサノオとの戦いではというのだ。
「誰か一人でも欠けたら」
「負けるか」
「ですから」
「全員でだな」
「戦って勝って」
 そしてというのだ。
「そのうえで」
「実感することなんだな」
「そうです、じゃあ」
「これからだな」
「訓練をしましょう」
「はい、訓練ならです」
 それならとだ、ここでクレアは言った。
「今からです」
「戦場となるアマゾンにかな」
「行きましょう」
 まさにそこにというのだ。
「そうしましょう」
「それじゃあね」
「それとです」
 さらに言うクレアだった。
「お水や食料も」
「もうだね」
「用意していますので」
「早いね」
「今連絡しまして」
 クレアは津上にあっさりとした口調で述べた。
「決戦の時までの食料やお水の用意は」
「出来ているんだ」
「訓練の間も空から補給を受け」
「何しろこの艦は空母でもありますから」
 クリスが言ってきた。
「空からの補給もです」
「受けやすいんだね」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「アマゾンにいても」
「決戦までもだね」
「食料や生活物資の心配はありません」
「お水はね」
 シャーロトも言ってきた。
「アマゾンのお水を濾過して」
「アマゾンのお水をね」
「そう、そうして」
 濾過してとだ、また言ったシャーロットだった。
「使うから」
「それはいいことね」
 小沢もその話に納得して頷いた。
「アマゾンならね」
「お水があるから」
「あそこは大河だから」
「それに雨も多いから」
 このこともあってというのだ。
「お水には困らない」
「それならね」
「むしろ食べものを用意するより楽」
「アマゾンで現地調達は無理か」
 翔悟は言ってすぐに思った。
「あそこの生きものは大概だからな」
「二十メートルのアナコンダもいます」
 椿が翔悟に述べた。
「油断しますと」
「俺達が変身していてもな」
「一口です」
 それで終わりだというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧