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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十四話 アマゾン入りその五

「絵については」
「モモカの絵って怖いのよ」
 どうにもとだ、ここで言ったのはアンジュだった。
「どうにも」
「皆さん言われますね」
「だってあの目がね」
 モモカの絵のそれがというのだ。
「どうしてもね」
「それは私緒言われます」
 アテナもだった、このことは。
「絵が怖いと」
「俺は特に言われないけれどな」
 総二は今は女の子の姿になっている、そのうえでの言葉だ。
「別に」
「あんたは本来の性別男の子だからよ」
 それでとだ、愛香だった。
「それでよ」
「そのせいでか」
「あんたの基本はね」
 それはというと。
「奏助君と同じだから」
「そう言われるとな」
「あんたも否定出来ないでしょ」
「それはな」
「だからね」
 それでというのだ。
「絵はね」
「モモカちゃん達とはか」
「別なのよ」
「そういうことか」
「そういえばあたし絵奇麗って言われるわ」
 ここで言ったのはさやかだった。
「結構ね」
「ええ、貴女絵上手ね」
 このことは静乃が見てもだ。
「前から思ってたけれど」
「よく言われます」
「漫画家かイラストレーターにもなれるわ」
「そうだといいですが」
「魔法少女だけじゃなくて」
「そっちの才能もですか」
「あるから」
 だからだというのだ。
「そちらも考えていってね」
「それじゃあ」
「絵は描けたらいいよね」
 氷川も思うことだった。
「上手に」
「そうそう、あたしなんかな」
 今度は葛城が出て来た。
「色々言われるからな」
「そんなに下手か」
 ウィンタープリズンも言った。
「僕の絵は」
「それは」
 流石にシスターナナも返答に窮することだった。
「何というか」
「絵は気にすることはない!」
 斎子は実際に気にしていない。
「戦うにあたって不要だ!あれさえあれば!」
「あれって何かな」
 その斎子の後ろに迅が笑顔で出て来た。
「副長、言ってくれるかな」
「そ、それは何も」
「うん、言わない方がいいよ」 
 迅は既にアイアンクローの用意をしている、そのうえでの言葉だ。
「君の為にもね」
「いや、何ていうか」
「この人を止められるのは迅さんしかいないんだよな」
 秋名も感心することだった。
「本当にね」
「流石隊長さんですよね」 
 るなも秋名と同じ感想だった。
「斎子さんを止められるんですから」
「正直困った娘よ」 
 タツマキですらこう言う程だ。 
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