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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十四話 アマゾン入りその二

「むしろ前向きによ」
「楽しむべきですね」
「そうよ、別に悪いことじゃないそ」
「まあ僕が僕か少しわからなくなりますけれど」
「そうだよね」
 クリスの傍に座っているキュウべえが応える。
「もう何から何までね」
「色々とわからなくなるね」
「それでもね」
「そうしたものということで」
「やっていけないいから」
「そんなのすぐに慣れるだ」
 チャイコフスキーは早速ステテコに腹巻、鬘に付け髭という恰好になっている。
「何の問題もないだ」
「前から思っていますがその恰好ちょっとね」
 そのチャイコフスキーに天音が言う。
「どうかってなるけれど」
「この恰好が一番落ち着くだ」
「君の本来の記憶で?」
「そだ、ちなみにそれ言うとワーグナーも髭で剥げてただ」
「それ言ったら駄目だよ」
 ワーグナーはチャイコフスキーにすぐに反論した。
「気にしているんだから」
「それでも事実だ」
「それは歳を取ってからだから」
「そういえば君酷いこと一杯してるね」
 ワーグナーに泡沫が突っ込みを入れた。
「借金の踏み倒しとか自作自演とかね」
「だからそれは僕の前の人生だから」
「調べたら最低だったよね」
「全くだ」
 恋々の言葉に雷が頷く。
「人間としてどうか」
「そんなことしてたよね」
「あのな、幾ら何でもな」
 蔵人ですら呆れた顔で言うことだった。
「お前が前の人生でやったことは俺でもしねえからな」
「というか人間としてどうか、ですよね」 
 輝気も擁護出来なかった。
「あの頃のワーグナーさんは」
「君まで言うの?」
「言わざるを得ないですから」
 ワーグナ0本人にも述べる。
「流石に」
「はっきり言って外道」
「そうグルな」
 紗夜とグルも言うことだった。
「聞く限りではグル」
「流石に今は違うみたいだけれど」
「今は私達が見張ってるから」
 リストが紗夜達に答えた。
「そうしたことはさせないわよ」
「借金とか自作自演とか」
「ここでは言えない様な所業もグルな」
「他の人のものを取ったりとかね」
「それはいいことね」
「この人ベートーベンさんやモーツァルトさん並グルからな」
「そこで何故俺の名前を出す」 
 ベートーベンはこのことに抗議した。
「甚だ心外だ」
「何となくわかるわよね」
「そうよね」 
 雲梅とノアはベートーベンを見てすぐにわかった。
「この人だとね」
「もう見ただけでね」
「この人他の人のお話絶対に聞かないから」
 谷崎も二人に話した。
「言っても無駄だよ」
「やっぱりそうですね」
「そうした人ですね」
「それで放っておいたら爆弾みたいだから」
 放置すればすれで危険だというのだ。 
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