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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十四話 アマゾン入りその一

                第三百七十四話  アマゾン入り
 戦士達はアマゾン川流域にいた、そこに船を入れていたが。
 その船の上でだ、クレアは驚きを隠せない顔でこんなことを言った。
「まさかです」
「はい、会長そっくりの方がです」
「これだけおられるとは」
 エリカとリディも言ってきた。
「思いもしませんでしたね」
「まことに」
「はい、どうもです」
 二人にも言うのだった。
「私が何人もいる様な」
「そう思えてきますね」
「自然に」
「不思議な気持ちです」
 こうも言うのだった。
「まことに」
「そうよね、私達もね」
「そっくりな人がおられますし」
 サクラとカレンも感じていた、このことを。
「ウェイクアップガールズの方々に」
「私は魔法使いの娘にもね」
「私もだよ」
 エミリアもだった、このことは。
「会長さん程じゃないけれどね」122
「皆にあることだから」
 尾室がここでこうエミリアに話した。
「だからね」
「そういえば前にお話してくれましたね」
「そう、世界は違ってもね」
「魂に同じものを感じる人がですね」
「それぞれいることが多いから」
「気にすることはですね」
「ないよ、そうしたものだから」
 こうも言う尾室だった。
「だからね」
「気にしないで、ですね」
「そう、そしてね」
「そして?」
「俺達も結構間違えるから」
 尾室は少し困った顔になって自分達もと述べた。
「皆を間違えるから」
「そうなんですか」
「だから間違えたら御免ね」
「いえ、そう言われると私も」
 エミリアはここで周りを見た、確かに彼女もこれはと思う相手がいる。
「自分自身でもですから」
「だからなんだ」
「このことは」
「そう、本当に皆だからね」
「もう誰が誰だか俺自身わからないな」
 フリッツは犬神達を見ながら呟いていた。
「むしろ俺は少ない方みたいだけれどな」
「私は本当に何人いるのか」
 クレアは真剣に悩んでいる顔だった。
「わからないですね」
「そうでしょ、だからね」
 そのクレアに伊織が言う。
「こうしたことは楽しんで」
「そうしてですね」
「困る風に考えたら駄目なのよ」
「そう言う貴女も」
「そう、そっくりさんが多いから」
 伊織は笑ってクレアに返した。
「そこはね」
「おわかりになられていますか」
「もうね」
 既にというのだ。
「だから言えるのよ」
「そういうことですね」
「そうじゃ、困ることはないぞ」
 クロノワールもクレアに笑って言う。
「わらわも何度伊織やルイズやシャナと間違えられたかのう」
「そうなのよね」
 ノストラダムスも出て来た。
「そっくりさんは困るんじゃなくて楽しむものだからね」
「そんなことで一々悩んでいても仕方ないでしょ」
 今度はタツマキが出て来た。 
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