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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十三話 海上での緒戦その十五

「私達だけだと」
「とてもですよね」
「ええ、ずっと歌えないから」
「会長さん達が歌えることは」
 クレア達がというのだ。
「有り難いですね」
「本当に」
「さっき私達も歌ったけれど」
「そうしたけれどね」
 雲梅とノアも言ってきた。
「さっきはシャーロットさんもだったし」
「ヴァリアントは歌える人案外多いわね」
「そう、歌もね」
 サクラはその雲梅とノアに言った。
「もう何時間も歌えないでしょ」
「流石にね」
「それは無理よね」
「だから皆がいることは」
 このことはというのだ。
「本当に有り難いから」
「だからなのね」
「順番で歌ってるのね」
「ええ、そのこともね」
 順番で歌って歌が絶え間なく戦場に流れていることもというのだ。
「有り難いわ」
「そう、音楽はね」
 ここで小沢も話した、焼き肉を焼きつつ振る舞っている。
「戦いに大事よ」
「戦闘と同じだけ、ですね」
「そしてサポートとも」
「この三つがあると」
 それこそとだ、小沢は雲梅とノアに話した。
「完全と言っていいのよ」
「だからですね」
「この戦いでは歌もですね」
「歌ってもらってるの、ただね」
 小沢はこうも話した。
「歌がない場合もね」
「ありますか」
「その倍も」
「そう、その時はね」
「歌無しで戦う」
「その場合もありますか」
「そうよ、ただそれぞれの世界での決戦の時は」
 その時はというと。
「絶対にね」
「音楽は流れていますか」
「そうなんですね」
「その時はね」
 こう二人に話した。
「最後までね」
「歌ってそこまで大事ってことね」 
 サクラも小沢の話を聞いて言った。
「確かに私が歌ってるとハヤトも皆もね」
「力をかなり発揮出来てるでしょ」
「本当にね」
「だからね」
 それでというのだ。
「皆もこの戦いの間はね」
「歌うんですね」
「そうしてもらうわ」 
 小沢はカレンにも話した。
「これも戦いだから」
「わかりました、兄様達の為にも」
 カレンは小沢に意を決した顔で応えた。
「歌わせてもらいます」
「是非ね」
「朝からはじまった戦いがもう夕方ですが」 
 クリスはこのことを指摘した。
「夜もですね」
「ええ、このままね」
「戦っていきますね」
「そうしてもらうわ」
「是非共」
 こう話してだ、そしてだった。  
 戦士達は夜も戦っていった、G3Xはガトリングガンの攻撃でアンノウン達を倒していく。それはクレア達と共に行っていた。 
 クレアは砲撃の後でだった、G3Xに言った。 
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