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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十三話 海上での緒戦その十四

「スサノオは出そうと思えばだ」
「もっとですね」
「出せるんでしたね」
「何千何万とな」 
 それだけだというのだ。
「出してくる」
「じゃあ五百位は」
「本当に何でもないですか」
「そうだ、それに今の俺達ならだ」
 ギルスは二人に身構えつつ述べた。
「あれだけの敵もだ」
「戦えますね」
「それも有利に」
「これまでの訓練を思い出せばな」
 それならというのだ。
「充分過ぎる」
「そうですか、じゃあ」
「ここはですね」
「そうだ、戦う」
 こう言ってだ、ギルスは襲い掛かってきたアンノウン達を獣の様な動きで反撃を浴びせ倒していった、その彼と息を合わせて。
 レイティアとフリッツも戦った、レイティアはギルスと共に格闘戦を行いフリッツは二人を援護してだった。
 銃撃を浴びせる、するとだった。
 二人は一体また一体とアンノウンを倒していった、二人はギルスと連携してのそのことに驚いて言った。
「あれっ、何か」
「そうだよな」
「アンノウン楽に倒せてるね」
「前よりも遥かにな」
「前は一体がやっとだったのに」
 レイティアはこれまでの戦いを思い出しつつ言った。
「それがね」
「今はな」
「結構以上にね」
 これがというのだ。
「楽にね」
「倒せてるよな」
「一体が一撃で倒せてな」
「もう一体にすぐ迎えるから」
「個人の動きも連携もな」
 その両方がというのだ。
「これまでとは全く違ってな」
「凄くね」
「楽に戦えてるな」
「私本当に驚いてるよ」
「俺もだよ」
「これが今の俺達だ」
 ギルスは今の自分達に驚く二人に話した、それも戦いつつ。
「この強さがな」
「私達強くなったんですね」
「蘆原さん達の言う通り」
「だからですか」
「今はこうして戦えますか」
「そうだ、しかしな」
 それならとだ、また言うギルスだった。
「わかるな、今アンノウン達は倒してもな」
「そうですね、出て来ますね」
「次から次に」
「倒しても倒しても」
「幾らでも出て来ますね」
「だからだ」
 それでというのだ。
「今俺達にとって一番大事なことはな」
「諦めないことですね」
「最後の最後まで」
 二人でギルスに応えた、やはり戦いつつ。
「訓練の時いつもお話してくれましたけれど」
「何よりも大事なのはな」
 それはとだ、ギルスはまた言った。
「それだ」
「諦めない」
「その気持ちがですね」
「大事だ、だからいいな」
「はい、今も」
「俺達は諦めないです」
 レイティアもフリッツも頷いてだった、ギルスそして他の者達と共にアンノウン達と戦っていった。その間サクラとカレンは。
 歌っていた、それで休憩の時に言うのだった。 
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