| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十三話 海上での緒戦その七

「どんどん歌ってもらって」
「それでよね」
「皆を励ましてくれたら」
 そうしてくれればというのだ。
「有り難いから」
「歌も力ね」
「そうよ、人間の力よ」 
 それに他ならないというのだ。
「だからね」
「その力を使って」
「皆と一緒に戦ってね」
「歌は皆を励まし元気付けてくれる」 
 カレンも言った。
「そうした力だから」
「そう、貴女達二人もね」
「歌えばいいですね」
「見たところ色々な人が歌えるけれど」
 ヴァリアント達はというのだ。
「その中でも貴女達二人は専門的だから」
「はい、サクラの歌は特別です」
 スフレも言ってきた。
「まさに」
「だからなのね」
「この歌もです」
 是非にというのだ。
「戦いにです」
「存分によね」
「使って下さい」
 こう小沢に言うのだった。
「是非」
「ならね」
「はい、実際にですね」
「そうしてもらうから」
 小沢はスフレに答えた。
「実際にね」
「それでは」
「私これからも歌うから」
「私もです」
 サクラだけでなくカレンも言ってきた。
「そうしてです」
「皆の力になるから」
「お願いします、ですが」
「私達からのお願いとしましては」
 サクラ達にリディとエリカが話した。
「あまり会長を刺激しないで下さい」
「そのことは宜しくお願いします」
「出来れば如月君にはです」
「積極的には」
「えっ、私ハヤトとは普通に接してるだけれど」
 サクラの基準ではだ。
「駄目なの?」
「もう少しそこは自重して」
「そうしてくれれば」
「いえ、気にしないでいいですから」
 当のクレアは感情を抑えてのべた。
「そのことは」
「何かそう言われるとね」 
 サクラにしてもだった。
「悪いかな」
「そう思っているのなら」
「少しでも自重を」
「だからいいと言っています」
 クレアはクレアでリディとエリカにこう言う、この辺りのことは微妙だった。だがその中で訓練はしていき。
 そしてだ、その中でだった。ヴァリアント達は徐々にであったが確実にライダー達との連携について。
 形を整えていった、それでエミリアは言った。
「何かね」
「ああ、最初と比べたらな」
「ライダーの人達とね」
「一緒にやっていける様になったな」
「どうもね」
 エミリアはハヤトに話した。
「それぞれのライダーの人達の個性があって」
「それを見てな」
 そのうえでというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧