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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十三話 海上での緒戦その四

「それを飲もう」
「木野さんはコーヒー派ですね」
「一度死んだが」
 その時のこともだ、木野はスフレに話した。
「その前にもだ」
「コーヒーをですか」
「飲もうと思っていた」
 そうだったというのだ。
「そして今もな」
「コーヒーをですね」
「飲みたい」
「それでは」
「コーヒーなら」 
 今度は真魚が言った。
「私も淹れるの得意だし」
「そうだな」
「はい、ナオミさんにも教えてもらって」
 蘆原にも笑顔で答えた。
「得意になりました」
「前からアギトでも淹れていたしな」
「今もです」
 コーヒーを淹れることはというのだ。
「得意です」
「じゃあ俺もだ」
「コーヒーですね」
「そちらを貰おう」
 是非にという返事だった。
「今日はな」
「私は紅茶を」
 北條は今日はこちらだった。
「それを頂きます」
「じゃあ私はコーヒーにするわ」
 北條が紅茶ならとだ、小沢は言った。
「そっちにね」
「また反対ですか」
「あんたと一緒のものは嫌よ」
 だからだというのだ。
「それでよ」
「やれやれですね」
「やれやれもね」
「私とはですね」
「一緒のものにしたくないからよ」
 どうしてもそう思うからだというのだ。
「だからよ」
「まあそれではです」
 北條にしてもだった。
「私もですが」
「ならいいわね」
「はい、それではです」
「この二人何かね」
「そうだよな」
 ナタリーとクロヴァンが二人を見てヒソヒソと話した。
「いつも仲悪いよな」
「そうよね」
「これが戦闘になると息が合うから」
 こう言ったのはネサットであった。
「不思議よね」
「本当にな」
「そこはね」
「あの、戦闘中もこうだったら大変だから」
 尾室が三人に話した。
「それこそ」
「そうですよね、本当に」
「連携とか期待出来なくて」
 ネサットもナタリーも尾室のその話いは同意だった。
「こんな感じだと」
「本当にどうなるか」
「だからね」
 それでと言うのだった。
「これでいいんだよ」
「普段は仲が悪くてもだね」
「そうだよ、いざという時がよかったら」
 それでとだ、尾室はクロヴァンに話した。
「俺もいいと思うよ」
「ただ、北條さんってな」
「私達には物凄くいい人なんだよね」
 フリッツとレイティアが話した。 
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