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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十二話 ハンドレッド達その十

「好きよ」
「あと俺レストランやってるから」
 津上も笑って言ってきた。
「食べることは大好きだよ」
「何ていいますか」
 ここまで聞いてだ、カレンはこう言った。
「意外です」
「意外かな」
「はい、何か皆さん食べることよりも人として戦うことに目を向けている様な」
「いや、それはね」
 津上はカレンの今の言葉には笑ったまま返した。
「俺達も人間だから」
「それで、ですか」
「食べることも好きで」
「お仕事もですか」
「してるしね」
「それで津上さんはですね」
「レストランをやってるんだ」
 これが彼の仕事だというのだ。
「結構繁盛してるよ」
「私は店員なの」
 真魚もカレン達に話した。
「翔一君のお店アギトにね」
「アギトといいますと」
 その名前にだ、メイメイは反応した。
「津上さんの」
「そうだよ、そこから名前を取ったんだ」
「やはりそうですか」
「それでね」
 さらに言うのだった。
「俺達もね」
「食べたりお風呂に入ったり」
「寝たりするから」
「そのことはですね」
「わかってくれたら嬉しいよ」
「それじゃあ」
「それではです」
 クレアはあらためてだった、ライダー達に話した。
「こちらの世界におられる間はです」
「皆だね」
「寮の空いている部屋に入られて」 
 そしてというのだ。
「休まれて下さい」
「それじゃあね」
「そして明日からは」
 クレアはあらためて話した。
「訓練をはじめます」
「そうなるね」
「はい、そして」
 クレアはさらに話した。
「我々の実力と連携を高め深め」
「そうしてだな」
 蘆原がクレアに応えた。
「やがては」
「アンノウンの大群にも勝ち」
「スサノオともだ」
「戦い勝ちましょう」
「そうしていくぞ」
「わかりました」
 確かな声でだった。クレアは蘆原に応えた。
「共に戦っていきましょう」
「人間としてな」
「はい、必ず」
 クレアは最後は笑った、こうしてだった。
 戦士達はこの日は休みそうしてだった。
 次の日から猛訓練に入った、ヴァリアント達はライダー達と実戦を念頭に置いた訓練を朝食後すぐにはじめたが。
 すぐにだ、レイティアはギルスと訓練を交えてからフリッツに言った。
「これはね」
「ああ、俺達じゃな」
「全く相手にならないわね」
「そうだな」
 ハヤトは驚く顔になっていた、その顔での言葉だ。
「これは」
「そうよね」
「まさかこんなに強いなんてな」
「思いもしなかったわ」
「これでもだ」
 ギルスは二人の前に立っている。そこから言うのだった。 
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