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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十一話 ヴァリアントその十四

「本当にね」
「あえてですね」
「考えないことですね」
「そう、それでこちらの道は」
 道を進みつつだ、今度はこう言ったのは津上だった。
「学校の方に行ってるね」
「はい、俺達も学生ですから」
「だからだね」
「俺達の基地も学園なんです」
 そこにあるとだ、ハヤトは津上に話した。
「そうなってるんです」
「そうなんだね」
「それじゃあですね」
「うん、今からね」
「学園の方に案内させてもらいます」
「いい学園なんですよ」
 エミリアも津上に笑顔で話した。
「本当に」
「そうみたいだね、君達の表情を見ればわかるよ」
「表情をですか」
「それをね」
「いい学園に通っていて」
「そこで生活しているからね」
 このことからというのだ。
「君達は明るい顔になっているんだよ」
「そしてそこからですね」
「明るい笑顔になってね」
 そしてというのだ。
「わかるんだよ」
「そうしたことも」
「そういうことなんですね」
「うん、じゃあ今から行こうね」
 この世界で共に戦う戦士達全員と会う為にとだ、津上はハヤトとエミリアに話してだった。そうしてだった。
 ハヤトの案内で先に先にと進んでいった、彼自身が言った通りにこの世界にいる戦士達にさらに会う為に。


第三百七十一話   完


                 2019・4・8 
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