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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十二話 ハンドレッド達その一

                第三百七十二話  ハンドレッド達
 津上達は学園の成都会長室に案内された、そこには金髪を縦ロールにさせた赤い制服を着た少女がいた。その胸はかなり大きい。
 その彼女がだ、ハヤトに津上達を紹介されるとこう名乗った。
「はじめまして、クレア=ハーヴェイです」
「君がだね」
「はい、この学園の生徒会長でして」
「この艦の艦長さんだね」
「はい」
 クレアは津上に微笑んで答えた。
「その職を務めさせて頂いています」
「宜しくね、俺達が仮面ライダーでね」
「そしてですね」
「君達と共に戦う仲間になるよ」
「宜しくお願いします」
「それで会長さん、他の人達だけれど」
 エミリアがここでクレアに尋ねた。
「今はリディさんとエリカさんだけ?」
「今はそうだが」
「駄目かしら」
 緑の長い髪にやや濃い髪の色の少女と茶色の短く切り揃えた茶色の髪に眼鏡の少女の二人がエミリアに応えた。
「私達以外の子は今はそれぞれの任務に就いているわ」
「だからいない」
「そうなんだね」
「はじめまして」 
 まずは緑の神の少女がライダー達に声をかけた。
「リディ=スタインバーグ、リトルガーデン生徒会の一人です」
「エリカ=キャンドルです」
 もう一人の眼鏡の少女も名乗った、それぞれ緑と青の制服を着ている。
「同じく生徒会のメンバーです」
「二人共頼りになる友人でして」
 クレアも自分の席から話す。
「私をいつも助けてくれます」
「いえ、とんでもない」
「私達こそです」
 リディもエリカもクレアにすぐにそれもやや慌てた声で言った。
「会長にはいつも助けてもらっています」
「その通りです」
「一人一人凄く強いんですけれど」
 エミリアがライダー達に三人のことを話した。
「特に三人揃うと凄いんですよ」
「そうなんだね」
「はい、会長さんが砲撃で」
「私はバルカンファランクス型の漆黒の天槍、ミドルガルドシュランゲを使いな」
「私はアルセーヌ型の絶対運命の鎖、エヴァーラスティングを使うからというのね」
「組み合わせも連携も完璧で」
 それでというのだ。
「凄く強いんですね」
「いえ、全くです」
 クレアはエミリアの今の話に難しい顔で言った。
「私は」
「それはどうしてですか?」
「アンノウン一体倒すのがようやくです」
 そうした状況だからだというのだ。
「ですから」
「けれど会長さんとハヤトが一番ですよ」
「アンノウンと戦えているからですか」
「はい、リディさんとエリカさんも」
 二人もというのだ。
「かなり有利に戦えていますが」
「それならいいが」
「まだ。けれど」
 リディもエリカもエミリアに難しい顔で応えた。
「本当にね」
「私達もまだまだだ」
「ちなみに私とフリッツとこの人達はリベリア出身だから」
 レイティアがライダー達に話した。
「宜しくね」
「国籍は色々だな」
「そう、私達のメンバーは全部で五ヶ国からなるね」
「大きく区分してな」
 フリッツも笑って話した。 
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