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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十一話 ヴァリアントその十二

「本当にね」
「そうだよな、じゃあな」
「私達も勝つ為にやるべきことを全部しないとね」
「本当に駄目だな」
「その意気だよ、さもないとね」
 氷川はハヤトとエミリアの話を聞いて言った。
「勝てないからね」
「そうですよね、やっぱり」
「まずは心からですね」
「そう、何かをしようと決めないと」
 さもないと、というのだ。
「勝てる戦いも勝てないよ」
「だからですか」
「今の私達はいいんですね」
「そう決意した時点で違うから」 
 既にというのだ。
「いいんだよ」
「わかりました、じゃあ」
「これからも」
「心を確かにね」
 氷川は二人に優しい言葉で返した。
「そうしていくといいよ」
「それは私達もですね」
 こう言ってきたのはサクラだった。
「心を強く持つ」
「そう、そのことはね」
 まさにとだ、氷川はサクラにも話した。
「君は歌だよね」
「はい、歌で皆に力を与えます」
「それも人間の力だから」
「それだとですね」
「心を確かに持って」
 そしてというのだ。
「頑張っていくんだよ」
「そうさせてもらいます」
「君もね」
「さて、これからですが」
 北條は氷川の話が一段落したところで今その場にいる面々に話した。
「如月君に案内してもらって」
「俺達の集合場所にですね」
「そこに入って」
 そしてというのだ。
「皆さんとお会いしたいですが」
「わかっています」
 ハヤトは北條に確かな顔と声で答えた。
「中断していましたけれど」
「多くのメンバーと会って」
「それは偶然ですが」
 それでもとだ、ハヤトは北條に今度は笑って話した。
「それでもでしたね」
「これはこれでいいことですが」
「中断していても」
「皆さんとも共に戦うことになるので」
「仲間だからですか」
「そうです」
 その通りだとだ、北條も笑顔で答えた。
「ですから」
「そうですか、それじゃあ」
「今からですね」
「再び案内させてもらいます」
「ああ、そういえばね」
 エミリアは北條とハヤトのやり取りを聞いてから述べた。
「会長さん今は本部におられるから」
「司令室にか」
「そう、生徒会長室にね」
 そこにというのだ。
「おられるから」
「それじゃあな」
「そこに行こうね」
「よし、じゃあライダーの人達と一緒にな」
「今から行こうね」
「皆でな」
「あと何か」
 レイティアはライダー達を見つつこんなことも言った。 
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