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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十一話 ヴァリアントその六

「それだけ戦力になるので」
「だからですか」
「はい、協力させて下さい」
「言っておくが俺達は強い」
 こう言い切ったのは木野だった、声の力は強かった。
「アンノウンが何十体いてもだ」
「勝てますか」
「その自信がある、それは訓練をした時にわかる」
「そうですか、それじゃあ」
「そちらの世界に行っていいな」
「そのことはもう」
 既にとだ、ハヤトは木野に微笑んで答えた。
「是非です」
「そうだな、ではな」
「これからですね」
「君達の世界に案内してもらう」
「それでは」
 ハヤトも応えてだ、そうしてだった。
 ライダー達はハヤトに案内を受けて彼等の世界に行くことにした、そうしてアギトを後にしてだった。
 ハヤトの案内のまま警視庁のすぐ傍のビルの裏に行くと軍の基地の入り口の様な門があった、津上はその門を見てハヤトに言った。
「この門がだね」
「はい、俺達の世界と皆さんの世界を行き来する門です」
「そうだね」
「何か」 
 氷川はその門を見てハヤトに話した。
「軍隊の基地、こっちの世界だと自衛隊の」
「日本の軍隊ですね」
「そちらの世界じゃ違う名前の国だね」
「皇国です」
「皇国っていうと陛下がおられるのかな」
「はい、そうです」
 すぐにだ、ハヤトは氷川に答えた。
「そのことは日本と同じですね」
「同じ部分と違う部分があるな」
 蘆原もしみじみとした口調で言ってきた。
「どの世界でもな」
「はい、それは俺も感じていました」
 ハヤトは蘆原にも答えた。
「皇国と似ていますけれど」
「この世界に日本とな」
「違う部分も多いですね」
「そうだな」
「あとお話を聞きますと」
 それでとだ、また言ったハヤトだった。
「こちらの世界のアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国みたいな国も俺達の世界にはあります
「リベリア等だな」
「はい、そうです」
「それは俺も感じた、似ている部分はその辺りだな」
「違うところもあって」
「そのうえでだ、ではな」
「今からですね」
「その君達の世界に入るぞ」
「それじゃあ俺が門を開けますから」
 そのうえで中に入ろうとだ、こう話してだった。
 一行はハヤト達の世界に入った、そこはどういった世界かというと。
 巨大な、街さえ中にある航空母艦を思わせる基地だった。その基地に入って尾室は周りを見回して言った。
「これまた凄い場所だな」
「ええ、空母みたいね」
「そんな場所ですね」
 尾室は小沢にも応えた。
「ここは」
「この基地を拠点として活動しているのね」
「はい、この船は学園でもあって街でもあって」
 そのハヤトも話した。
「そしてです」
「拠点としてなのね」
「俺達は作戦を行っています」
「やっぱりそうよね」
「はい、じゃあ今から司令部に行って」 
 そしてとだ、ハヤトはさらに話した。
「今回の作戦のメンバーに会って下さい」
「メンバー、アンノウンと戦ってる子達だね」
 メンバーと聞いてだ、尾室はすぐに述べた。 
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