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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十一話 ヴァリアントその五

「そう言ってきました」
「ならです」
「俺達の世界に来てくれて」
「共に戦いましょう」
「あの、ですが」
 北條の快諾と言っていい返事を聞いてだ、ハヤトはどうにもという顔になって彼にそのうえで言うのだった。
「アンノウンは強いです」
「そのことはわかっています」
「俺達はあいつ等といつも戦っている」
 木野もハヤトに言った。
「だからだ」
「ご存知なんですね」
「それも君達よりもな」
 数多く戦っているだけにというのだ。
「そのつもりだ」
「それじゃあ」
「俺達も行く」
 火野はハヤトに断言で応えた。
「そうさせてもらう」
「そうですか」
「そしてだ」
 火野はさらに言った。
「俺達はだ」
「アンノウンにですか」
「そしてスサノオにもだ」
 神にもというのだ。
「勝つ」
「そうされますか」
「必ずな」
「それじゃあ今から」
「案内してくれるか」
 火野は津上を見て彼に尋ねた。
「君達の世界まで」
「今からですね」
「そうだ、そしてだ」
「アンノウン達と戦って」
「勝つとしよう」
「まずはね」
 尾室もハヤトに話した。
「君達の世界に行ってあらためて君達の世界のことを理解して」
「そしてですね」
「一緒に訓練をして」
 そうもしてというのだ。
「連携とかも出来る様になって」
「そしてですか」
「そう、そしてね」
 そのうえでというのだ。
「スサノオに勝とう」
「神に、ですね」
「そう、俺達人間の力でね」
「大丈夫よ、勝てるわ」
 小沢はハヤトに神が相手ということで戸惑っているのを彼の目に見てそれであえて強い声で述べた。
「絶対に」
「勝てますか」
「ええ、私達はいつも勝ってきたわ」
「だからですか」
「今回もね、死ぬ気で向かって」
 そうしてというのだ。
「勝つわよ」
「戦えるライダーは六人です」
 北條はハヤトにこのことも話した。
「私も含めて」
「六人ですか」
「少ないと思われますか」
「俺達は十数人いますが」
「足りないですね」
「正直辛い状況です」
 ハヤトは北條に自分達の現状を素直に話した。
「アンノウンは沢山出たりもしますから」
「そうですね、ですが六人でも加われば」
 それでというのだ。 
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