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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十話 ヨコハマは燃えてその十五

「だからな」
「それでだね」
「勝って来い」
 中原は太宰に真剣な顔でこの言葉を贈った。
「絶対にな、いいな」
「そうさせてもらうよ、これからね」
「じゃあ今からね」
 クウガも言ってきた。
「神と戦って」
「そのうえで」
 鏡花が応えた。
「勝つ」
「そうしようね、じゃあ俺も」
 クウガは鏡花に応えてそうしてだった。
 遂にアルティメットフォームになった、そうして言うのだった。
「この姿になって」
「戦う」
「そうするよ」
「遂にその姿になったか」
 芥川もクウガのその姿を見て述べた。
「ではだな」
「そう、これからね」
「戦うか」
「そうするよ」
 こう言うのだった。
「俺の一番大きな力で」
「行くぞ、五代」
 一条も銃を手に前に出て来た。
「奴が出て来るぞ」
「はい、いよいよですね」
「この世界でもな」
「さて、時が来たな」
 そのスサノオの声が言ってきた。
「この世界でも」
「そうだ」
 一条がスサノオの声に答えた、戦場となっていた波止場に今立っているのは彼等だけだ、グロンギ達は皆爆発して姿はなく人間の戦士達はへ垂れ込んだりしているか既に船の上にいてそこで休憩している。
「これから貴様を倒す」
「私と戦ってだね」
「そうしてやる、いいな」
「ではな」
 スサノオは一条の言葉に応える形で姿を現した、ン=ダグバ=ゼバのその力を。そうして白く輝く身体に紅蓮の炎をまとわせつつ戦士達に行った。
「では今からはじめよう」
「殺してやる」
 芥川は早速スサノオに殺意を向けた、そのうえで。
 羅生門の無数の槍を地面から放った、だがその槍達を。
 スサノオは炎で全て燃やした、そうして言うのだった。
「見事だ、こうでなくてはな」
「面白くないというのだな」
「その通りだよ、退屈を紛らわせない」
 こう芥川に言うのだった。
「到底」
「その言葉、必ず後悔する」
「敦君、鏡花ちゃん、わかってるね」
 太宰はスサノオを見つつ二人に声をかけた。
「君達のすべきことが」
「はい、今から」
「仕掛ける」
「私はこうさせてもらうよ」
 二人がそれぞれの異能力を発揮してスサノオに向かうのを見つつ太宰は拳銃を出して構える、そうして二人を援護して銃撃を放つ。
 二人が攻撃を仕掛けるその瞬間クウガも来ていた、クウガは両手に炎をまとわせつつ中島と鏡花に話した。
「俺は正面を受け持つよ」
「スサノオのですか」
「そうするの」
「そう、だからね」
「僕達はですね」
「それぞれスサノオの左右から攻めるのね」
「そうしてくれるかな」
 スサノオの正面に来つつの言葉だ。
「ここは」
「はい、それじゃあ」
「五代さんは正面を」
「そういうことでね」
「援護は任せろ」
 一条はライフルを構えている、グロンギ達を一撃で倒してきたライフルだ。 
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