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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十八話 雨にも負けずその二

「あれで最強のお姿はですね」
「はい、なっていないです」
 五代はその通りだと答えた、当然彼もそのカレーを食べている。
「まだ」
「何でもアルティメットフォームでしたね」
「あの姿は確かに一番強いですが」
「それでもですか」
「変身すると体力の消耗が激しいので」
 それでとだ、五代は広津に話した。
「あまりなりません」
「つまり切り札ですね」
「そうです」
 その通りだとだ、五代は答えた。
「いつもそうしています」
「だからですか」
「何時でも変身出来ますが」
「あくまで切り札なので」
「ここぞという時に変身します」
 つまり普段は変身しないというのだ。
「そうしています」
「では変身される時は」
「具体的にはですが」
「スサノオと戦う時ですか」
「そうした時です」
 ここぞという時だというのだ。
「まさに」
「そうですか」
「他のフォームがありますし」
 クウガのそれがというのだ。
「ですから」
「今は変身しない」
「そうなんです」
「承知しました、ですが」
「はい、いざという時はです」
「その最強の姿にですね」
「なります」
 そして戦うというのだ。
「そうします」
「その時の強さが楽しみですね」
「いや、本当に強かったですよ」
 宮沢も言ってきた。
「力もスピードも桁外れで」
「五代はライダーの中でも強い」
 一条も話した。
「一号からアールエックスの人達は別格としてな」
「その人達はですか」
「そうだ、特にダブルライダーはな」
 最初のライダーである仮面ライダー一号そして二号はというのだ。
「強さが違う」
「格段に」
「それでだ」
 そのせいでというのだ。
「あの人達とは比べられないが」
「それでもですね」
「五代は強い」
 ライダー達の中でもというのだ。
「そのことはわかっておいてくれ」
「はい」
 宮沢は一条の言葉に純粋な笑顔で答えた。
「わかりました」
「そういうことでな」
「それでその中でもですね」
「アルティメットフォームはだ」
 クウガのそれはというのだ。
「強い、だが強い力はな」
「諸刃の剣だね」
 太宰も言ってきた。
「つまりは」
「そうだ、アルティメットフォームはクウガの最強の姿だが」
 それでもとだ、一条は太宰にも話しおた。
「ン=ダグバ=ゼバ即ちスサノオと互角だけにだ」
「それだけの力で」
「それでだ」
 その為にというのだ。
「一歩、心を失うとな」
「スサノオの様にもなったんだね」
「そうした力だった」
「今ではそうならないけれど」
 それでもとだ、五代自身も話した。 
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