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アイドルマスターシンデレラガールズ プロデューサーはジード

作者:末武克之
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第1話 失うのは半分B

 
前書き
ようやくジードに変身 

 
リクは仕事を終えて帰宅する準備をしていた。

「皆、今日は早く帰りなよ」

リクはそう言って先に帰宅した。

「Pくん!莉嘉も一緒に帰宅したい!」

莉嘉はそうリクに言った。

「ダメに決まってるでしょ!」

美嘉はそう莉嘉に言った。

「僕は別に構わないよ」

リクはそう美嘉に言った。

「プロデューサーがそう言うなら」

美嘉はそう言ってリクの背中を見た。

リクは笑顔で莉嘉と話をしていた。


ーーー夜ーーー


リクは凛と卯月と未央の四人で帰宅していた。

「それにしてもプロデューサーって不思議だよね」

凛はいきなりリクをじっと見て言った。

「何が?」

リクはそう凛に聞いた。

「だって普通なら私達みたいな癖のあるアイドルをプロデュースしたいなんて考えないと思うだけど」

凛はそう言って前を歩いた。

「僕の周りに居たのは癖のあるのが多かったからね」

リクはそう言って腕時計を見た。

「それより、卯月何かあったのかな?」

リクはそう卯月を見た。

「たぶんだけど。しまむーは何かすごくどうでもいい事を考えてるんじゃないかな」

そう未央はリクに言った。

「だと良いんだけど」

リクはそう言って歩いていた。

「あの、プロデューサー」

凛はリクを呼んだ。

「何?」

リクは凛を見た。

「プロデューサーは昨日誰かに誕生日を祝われた?」

凛はそうリクに聞いた。

「一応卯月と友達に祝ってもらったよ。あと凛にも」

リクはそう言って笑顔で歩き出した。

「そうだったね/////」

凛は顔を赤くして下を向いた。

「それよりプロデューサーって何歳になったんですか?」

未央はリクに年齢を聞いた。

「二十歳だよ」

リクはそう未央に言った。

「えっ!プロデューサーって私達よりかなり年上なの?」

凛はそうリクに聞いた。

「あれ?言ってなかったけ?」

リクはそう凛に聞いた。

「初耳です!」

卯月はそうリクに言った。

「まぁ、必要ないと思ったからね」

そう言ってリクは歩き出した。

ズウゥウウウウウウウウウウウウウウウン。

いきなり地響きが起き始めた。

「あれ!」

未央は空を指差した。

そこにはミサイル超獣ベロクロンの様な姿をした頭部に角を生やしたベロクロンが舞い降りた。

「グオオオオオオオオオ!」

ボディには紫色のカラータイマーが付いていた。

「ベリアル融合獣」

リクはそう言って超獣を見た。

超獣は体からミサイルや弾丸を放ちながら街を破壊していた。

「早く皆さん避難してください!」

リクはそう言って市民を避難させ始めた。

「プロデューサー」

凛はリクに近づいた。

「二人ともこの事は内緒にしてね」

リクはそう言ってジードライザーを片手に持ち三人の前に立った。

「ジーっとしててもドうにもなんねぇ!」

リクはウルトラマンのウルトラカプセルをカートリッジに差し込んだ。

「融合!」

『シュワ!』

右にウルトラマンが出現した。

そして左にウルトラマンベリアルが出現した。

「アイゴー!」

『フゥア!』

「ヒィアウィゴー!」

バチバチ!

しかしウルトラマンのカプセルはリクを拒絶するようにしてジードライザーから弾き出た。

「どうして?」

リクはウルトラマンのカプセルを持った。

「プロデューサーさん?」

卯月はリクに近づきウルトラマンのカプセルを片手に持ちリクに近づいた。

「どうして?変身できないんだ?」

リクはそう言ってカプセルを見た。

「とりあえず避難しよう」

凛はそうリクに言った。

「あ、ああ!」

リクは頷いて凛と卯月と未央の四人で走り出した。


ーーー星雲荘ーーー


リクは3人を星雲荘に連れてきて凛と未央に話始めた。

「僕は君達に隠していた事があるんだ」

未央は言った。

「隠し事?」

凛はリクをじっと見て言った。

「僕はこの星の人間じゃない」

リクはそう未央と凛に言った。

「嘘でしょ?」

凛はそうリクに聞いた。

「そして、僕はウルトラマンジードなんだ」

リクはそう未央と凛に言った。

「じ、冗談だよね?」

未央はリクにそう聞いた。

「本当なんだ」

リクはウルトラカプセルを全て見せた。

未央はウルトラセブンのウルトラカプセルを片手に持った。

「僕は誰かを守るためにウルトラマンになったんだ」

リクはそう言ってベリアルのカプセルを持った。

「リク!」

後ろからペガがいきなり姿を現した。

「「キャアアアアアアアア!」」

二人はかなり驚いてタコのぬいぐるみを片手に持ちながらペガを見た。

「落ち着いて二人とも!ペガは友達なんだ!」

リクはそう未央と凛に言った。

「えっ?そうなの?」

凛はそう言ってペガを見た。

「えっと、さっきはごめんね驚いたりして」

凛はそう頭を下げて言った。

「ううん、ペガは気にしないから安心して」

ペガはそう言った。

「未央ちゃん?」

卯月は未央を見た。

未央はリクの背中に隠れてペガを見た。

「大丈夫だよ、ペガは中学の頃からの友達だから」

リクはそう未央に言った。

「初めまして、ペガです」

ペガは未央に頭を下げた。

「あ、うん!初めまして本田未央です」

未央は頭を下げて言った。

『皆さん、今から話を始めます』

レムはそうリク達に言った。

「貴方は?」

凛はレムに聞いた。

『報告管理システムのレムです』

レムはそう凛に言った。

『それよりも、あのベリアル融合獣はベロクロンとバキシムが融合して出来たバキベロクロンです』

レムはそうバキベロクロンの名前を言った。

「そうだったのか、それよりも怪獣は今どうなったんですか?」

卯月はレムに聞いた。

『姿が消滅しましたがいつ出現するかわかりません』

レムはそう卯月に言った。

「あれ?」

凛はふとリクを見て考えていた。

「どうしたの?しぶりん?」

未央は凛に聞いた。

「プロデューサーがウルトラマンジードに変身できるなら何で変身しなかったの?」

凛はそうリクに聞いた。

「わからないんだ」

リクはそう凛に言った。

「わからないってどういう事ですか?」

未央はリクに聞いた。

『リクの体からウルトラマンの遺伝子が半分消えています』

レムはそう報告した。

「えっ?ウルトラマンの遺伝子が消えたってどういう事?」

リクはレムに聞いた。

『リク、貴方の中のBの遺伝子が半分消えているんです。何故かは知りませんが』

レムはそうリクに言った。

「あの、レムさん!」

卯月はレムに話し掛けた。

『どうしましたか?卯月?』

レムは卯月に聞いた。

「あの、私達がプロデューサーと同時に変身するのは無理でしょうか?」

卯月はレムにそう聞いた。

『24%可能です。』

そうレムは卯月に言った。

「でも0じゃないんだよね?」

凛はそうレムに言った。

「やめときなよ!危険だから!」

リクはそう凛に言った。

「でも!プロデューサーは今まで一人で変身して戦ってきたんだよね?」

凛はそうリクに聞いた。

「確かに、僕は一人でウルトラマンジードに変身して戦ってきた。」

リクはそう凛に言った。

「だったら!」

凛はリクに積め寄って自分が変身しても問題ないと言いたげな顔をした。

「でも、僕は誰かを傷つけたくないんだ!」

リクはそう凛に言った。

「プロデューサーさん」

卯月はリクをじっと見た。

「例え変身出来たとして三人は戦いの経験はあるの?」

リクはそう卯月達に聞いた。

「ないですけど、それでもこの街を守りたいんです!」

卯月はそう真っ直ぐな目でリクに言った。

リクはベリアルのウルトラカプセルを片手に持ちながら三人を見た。

三人はリクと同じ事を考えていた。

「わかった、でも危険だと思ったらすぐにやめろよ!」

リクはそう三人に言った。

3人は頷いた。

『リク!バキベロクロンが出現しました!』

そうレムはリクに言った。

「レム!その場所までエレベーターで送って!」

リクはそうレムに言った。

『わかりました』



ーーー東京ーーー



リクと卯月と凛と未央はエレベーターから出て街をミサイルや弾丸で破壊するバキベロクロンを見た。

「やるしかない!」

リクはそう言ってベリアルのカプセルを見た。

「父さん、力を借ります!」

リクはそう言ってジードライザーを前に出した。

「プロデューサーさんいきましょう!」

卯月はそう言ってウルトラマンのカプセルを持って言った。

「ジーっとしててもドうにもなんねぇ!」

リクはそう言ってジードライザーを前に出した。

「融合!」

『シュワ!』

卯月はそう言ってウルトラマンのカプセルを装填ナックルに差し込んだ。

「アイゴー!」

『フゥア!』

リクはそう言ってベリアルのカプセルを装填ナックルに差し込んだ。

二人のウルトラマンがリクと卯月の前に現れた。

「「決めるぜ!覚悟!はぁー、ハッ!」」

『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!ウルトラマンジード!プリミティブ!』

リクと卯月は同時に決め台詞を言った。

二人のウルトラマンと卯月とリクは一つになりウルトラマンジードプリミティブに変身した。


ーーージードの精神ーーー


卯月は自分の両手を見ながら自分が今どういう姿なのかわからないでいた。

「プロデューサーさん私ウルトラマンになったんですか?」

卯月はリクに聞いた。

『そうだよ、だけど戦い方は僕がサポートするから卯月は戦いに集中するんだ』

リクはそう言って卯月のサポートをした。

「はい!」

卯月はファイテングポーズスタイルでバキベロクロンに攻撃を仕掛けた。

ーーービル街ーーー

バキベロクロンは攻撃を喰らいながら背中からミサイルを放った。

「レッキングリッパー!」

三日月の形をした赤い斬擊を放った。

レッキングリッパーはバキベロクロンに直撃したがバキベロクロンは口から火炎を放った。

「レッキングシールド!」

卯月の声とリクの声は同時に発せられていた。

「グオオオオオオオオオ!」

バキベロクロンは鼻から弾丸を大量に放った。

ジードは攻撃を避けてジャンプして飛び蹴りをバキベロクロンの頭部に打ち込んだ。

「プロデューサーさん、あの怪獣かなり手強いです!」

卯月はリクに聞いた。

「光子エネルギーを使用しよ!」

リクはそう卯月に言った。

「どうするんですか?」

卯月はリクに聞いた。

「両腕を下にクロスして!」

リクはそう卯月に言った。

「あっ!はい!」

卯月は両腕を下にクロスした。

そして体から黒い稲妻を放ちながら目から青白い光が出ていた。

「今だ!両腕を十字に組んで!」

リクはそう卯月に言った。

「はい!」

卯月は両腕を十字に組んで赤黒い光線を放った。

「レッキングバースト!」

リクはそう叫んだ。

バキベロクロンにレッキングバーストが直撃してバキベロクロンは跡形もなく消し飛んだ。

「やったんですか?」

卯月はそうリクに聞いた。

「ああ、君がこの世界を守ったんだよ」

リクはそう言った。



ーーー星雲荘ーーー


リクと卯月はジードから変身を解いてソファーに座ってジュースを飲んでいた。

「あの、プロデューサーさん・・・この事は346プロダクションの皆に教えた方がいいですよね」

卯月はそうリクに言った。

「うん、そうしないと仲間なんて言えないしね」

リクはそう言って凛から貰ったプレゼントを開けた。

それは爆裂戦記ドンシャインのフィギュアだった。


「プロデューサーが好きだって聞いたから買ったんだけどダメだったかな?」

凛はそうリクに聞いた。

「ありがと、最高のプレゼントだよ」

リクはそう言って凛に抱き付いた。

「////////!!!!」

凛はあまりにリクの大胆な行動に凛は顔が真っ赤になっていた。

実は凛はリクに惚れていたのだった。

それを知っているのは346プロダクションでもごくわずかしかいない。



続く 
 

 
後書き
「島村卯月です!今回紹介するウルトラマンは!栄光の初代ウルトラマンです!」

「ウルトラマンさんは地球に初めて登場したウルトラマンなんです!初めて登場したのは1966年で当時の子供達に夢と希望を与えたヒーローです!これまでにもティガやメビウスや多くのウルトラマンと戦って来ました。必殺技のスペシウム光線はどんな敵も倒すことができます!ジードやオーブの基本スタイルの基礎になりましたよ」

「次回のアイドルマスターシンデレラガールズ プロデューサーはジードは?」

朝倉リクプロデューサーがプロダクションの皆に自分がジードだと告白した。

そしてプロデューサーの本当の名前を聞いて皆はプロデューサーを恐れていた。

アイドルを辞めるか、辞めないか選ぶ道が待っていた。

だけど黒い怪獣が現れた!その怪獣は莉嘉ちゃんを追い掛けた。

そして莉嘉ちゃんが夢で見た年配の男性が莉嘉ちゃんにあるものを渡した。

それは・・・

次回 燃えるアイドル!

燃やすぜ!勇気! 
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