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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
2章 ディベート大会
  警護は続くよ

 ここまで一応予定通り来た。
一行はこれから電車に乗ることになった。
色々な公共施設を使うことにより撒くことと
いくら何でも大衆が集まるところで事件にはしたくないだろうと
アリサの意見だった。
セシエラに変装したフェイト
護衛役ははやてとすずかになった。
先程とは違い一両前に座ってもらった。

 フェイト自身管理局でも鍛えられているからと
いぜと言うときのすずかの運動神経が良いからだった。
はやてにはそこらへんは期待していないが
アリサと同じぐらい頭の回転が速いのははやてであり
ダーティさでいえばきっとはやての方が一枚上手だと思われる。
そして王女、アリサ、なのは、俺と言うパーティになった。

 誰がセシエラを狙っている?
SPを使っているから同じ国の奴らか
でもそんなばれるようなことをするのだろうか
でも年場の行かない少女だと思っていたら
ありかっと ぼ~っと考えていたら、窓際の2人に少しひっかかったので、少しなのはに聞いてみた。

「なのは」

「ど・どうしたの綾ちゃん」

「あれどう思う」

「何となく雰囲気がおかしいような気がする」

「やっぱり」

「うん」

 なのはは血筋かわからないけれど、
何となく気配察知が他の人より早く
そして空間認知力ははるかに鋭かったりする。

「綾なにかあったの」

「ちょっとね、アリサちょっといってくるね」

「騒ぎ起こさないでね」

「了解」

「セシエラ、ルージュ持ってるでしょ。貸して」

「よく知ってるわね、これでいい」

「ありがと」

 俺はハンカチにある言葉を書き、裏地に両面テープをはり準備終了
俺は盗賊技能の気配消しを使い怪しい外人に近づいてその背中にハンカチを取り付けて自分の席に戻った。

 座席に座っていた若い男が笑いだし、
女性も笑ったらいけないよと言いながら笑いをこらえていた。
笑いはすぐに伝染していき外人はなぜ笑われているかわからずにいた。

「次の駅で降りる」

 俺はすぐさま思念波ではやてに伝えた。
発車ベルがなる瞬間にみんなを降りるよう合図をした。

「なんかはらはらドキドキして楽しいわ」
 
 俺はセシエラだけに聞こえるように

「だったら一人でやればすむじゃん」

「それだったらみんなと友人になれなかったわ」

「まったく、こんなにいたずら好きだったかな」

「ところで綾あれになんて書いたの」

「アリサの位置じゃ見えなかったか、書いた文字ははじめてのお使い中」

 みんなそれを聞いて大爆笑をした。

「本当はこの電車で風都に行く予定だったんだけどどうしようか」

「やっぱりタクシーとか」

「なのはそれは絶対にパス」

「ちょっとおかしくないか」

「はやてちゃんどうしたの?」

「すずかちゃんおかしいとおもへわへん、なぜこうも先回りされてるん」

「あの、セシエラバックを見せてもらってもいい?」

 アリサはすずかのその言葉を聞き、セシエラを観察をした。

「アリサ、いいわよ」

 中身はリップと鏡、ハンカチしか入ってなかった。

 何も怪しいものは・・・まさか俺はすぐにティアにアクセスをする

《ティアごめんスマホに発信器着いてない》

《・・・ご明察ですね、GPSで発信されてます。》

「多分スマホでハッキングされてる」

「なぜわかるん」

「多分だけどね・・・それしか考えられないから、セシエラちょっといいこれ?」

「ええ」

 俺はカバンの中から盗賊セットを取り出しスマホをガチャガチャイジルふりをしながら裏カバーを外した。
呪文を一応セシエラに見せたらまずいのでごまかすために
アリサたちに説明が面倒


「ちょっと!!」

 アリサが騒いだけれどその時チップが落ちてきた。

「ほらね」

「ねぇ、綾ちゃんあれは」

 ナイスなのは
なのはが指をさしたのはレンタル自転車
自転車での移動になったが貸し出しができるのが4台
今の人数は
俺、セシエラ、なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずかの7人
4台借りてきて3人留守番で4人で行くっていったら反対されるわなぁ
2人のりするしかないか

「セシエラ乗りなさい」
 アリサが速攻でいったのにはビックリした。

「私はあなたの友人でもあるけれど、今日はあなたのエスコート役よ」

俺はすずかの方を見て

「アリサ (ちゃん)らしいね」
お互い笑いあった。

 すずかの後ろにはやてが決まり

 フェイトの後ろになのはが決まった。
何かあったら俺が動けるからと言う理由で俺が発言した。

「綾ちゃんの意気地無し」

 小声ではやてに言われたのはショックだったがフェイトは少し嬉しそうだしなのはも嬉しそうだからいいかなと思った。
はやてとすずかにはお見通しみたいで少しだけジト目
半分は本当の事でしょうが・・・

「私自転車乗ったのはじめてだけどすごく楽しい」

 アリサがこいでいるから大変だけどね
セシエラって背が170近くあるんだよね
アリサが160いってないから結構きついはずなのにがんばるなぁ
後は警察に捕まらないように祈らないといけないなぁ
当たり前だがこの世界でも自転車の二人乗りは禁止だ。
今こそ護衛の仕方を生かす時だよな
俺は義姉ちゃん(おねえちゃん)でもあるフィアッセさんの護衛から恭也さん達に護衛の仕方も勉強させてもらっていた。
 
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